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REVIEW ARCHIVES:FRANCE D
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

〜フルート入り屈折テクニカル&妖美ムード!〜

THE DAEDALUS SPIRIT ORCHESTRA
Tabula Rasa

(CD/E.L.Prod)(France'12)
フランス産、フルートと英語voをフィーチャーした、モダンな屈折テクニカル・シンフォニック・バンドの、「Ampulla〜」('09)に続く2nd。新たに専任のvoが加わり、kbdもチェンジした6人編成(vo,g/シロフォン,fl,kbd,b,dr)にて、クリムゾンやイエスをルーツとした、ややハードかつダークな歌物系サウンドを、更にスリリングに展開しています。近年のアネクドテン系に通じる所も有る一方、フランスらしい映像的でシアトリカルなパートや、妖美なインスト・パートも交えたダイナミックな仕上がりは手応え十分です。ラストのタイトル曲は27分にも及ぶ、注目の傑作!

〜ハードかつエモーショナルな変拍子サウンドで迫る、仏産、フルート入りモダン・プログレバンド新鋭のデビュー作〜

THE DAEDALUS SPIRIT ORCHESTRA
/Ampulla Magnifying

(CD/VocationRecords)(France'09)

フランス産。英語ヴォーカル/ギター、キーボード、フルート/ヴィブラフォン、ベース、ドラムス/パーカッションの5人組新鋭バンドのデビュー作。KING CRIMSONルーツのハードな変拍子と、YES的な歌メロ/コーラスワークを軸に、フルートも効果的に絡む、タイトかつモダンなプログレッシヴ・サウンドは個性十分。いわゆるオルタナティヴ/ポスト・ロック風の醒めたムードと、エモーショナルな側面が共存しており、ハード・シンフォニックの変種とも言うべき仕上がりになっています。近年のANEKDOTEN系のリスナーは特に注目と言える秀作!

〜アレンとスマイスがソフト・マシーンの面子と行った'71年ライヴの発掘音源!〜

DAEVID ALLEN & GILLI SMYTH
/Live At The Roundhouse

(CD/Gonzo)(France'71収録)
言わずと知れたGONGのD.アレンとG.スマイスが、R.ワイアット、H.ホッパー、そしてE.ディーンというソフト・マシーンの面々を迎えて行った、'71年ロンドン・ラウンドハウスで行った珍しいライヴの発掘音源。リーディング、スペース・ウィスパー、そしてサイケなロック・ナンバーまで、アレンらしさ十分の内容。音質はあまり良くありませんが、かなりレアな発掘です!

〜現代フレンチ・アヴァンの注目株による、中世音楽とチェンバー・ジャズの世界!〜

DAVID CHEVALLIER
/Gesualdo Variations

(CD/Zig-Zag Territoires)(France'11)
フレンチ・アヴァン/ジャズ系シーンにあって注目の才人ギタリスト、デヴィッド・シュバリエの2010年作品。前作『The Rest Of Silence』('05)では、エリーズ・カロンが参加して話題となりましたが、本作では古楽〜クラシカル系声楽アンサンブルをフィーチャーしています。サックス、チェロ、ヴァイオリン、そしてエレクトリック/アコースティック・ギターが、荘厳なヴォイスと織り成すサウンドは。中世音楽 + チェンバー + フリー・ジャズ的ともいえる、奇抜にしてイマジナリーなもの。ミヒャエル・リースラー系ファンも注目と言えましょう!

〜ヨシコ・セファーの愛娘、デボラ・セファーによるジャズ・ヴォーカル・アルバム!〜

DEBORA SEFFER
/Someone To Watch Over Me

(CD/Great Winds)(France'12)
御存知ヨシコ・セファーの愛娘、デボラ・セファー(vln,vo)の新作は、いわゆるスタンダード(エリントン、ガーシュウィン等)を採り上げた、何とジャズ・ヴォーカル・アルバム。ピアノ、アコギ、per等をバックに、しっとりムーディに迫る、艶やかな力作! エンハンスドクリップ入り。

〜デボラ・セファー入りカルテット!ジャズ・ロック色を戻しての、久々の会心作!〜

THIERRY MAILLARD、DEBORA SEFFER、DOMINIQUE DI PIAZZA、YOANN SCHMIDT
/4 Essential

(CD/PlusLoinMusic)(France'10)
御存知ヨシコ・セファーの愛娘 デボラ・セファー(vln)が、長年のパートナーであるティエリー・マイラール(piano)、ジョン・マクラフリンとも共演歴のある名手 ドミニク・ディ・ピアッツァ(b/g)、そしてヨーン・シュミット(dr)との連名でリリースした新作。ソロ3作目以降は、大人びた正統派のジャズ・ロックに接近し過ぎたきらいのあったデボラですが、ここではアコースティック・タッチながらも、ハリのあるジャズ・ロック色を戻しています。一方で、メロディアスかつ硬質なプレイも深味を増しており、彼女のキャリアの中でも最高作と言える、会心の1枚!

〜クリアライトの、サントラ盤としてリリースされた別名義作。スペイシー・トリップ・ロックの名作です!〜

DELIRED CAMELEON FAMILY
/Delired Cameleon Family
(France.'75)(CD/Captain Trip)
'75年に録音/発表された、シリル・ヴェルドー/クリアライトの別名義作。ヴェルドー版クラウト/コズミック・セッションともいうべきもので、T.ブレイク、C.ブーレら常連のみならず、F.ジャノーらフレンチ・ジャズ人脈も参加しています。エスニックな反復主体の、スペイシー・トリップ・ロックの名作です!リマスター/紙ジャケにて!

〜フランス産、女性voフロントのゴシック/プログレ・メタル+シンフォ・バンドの新作!〜

DELUSION SQUARED
/The Final Delusion

(CD/Delusion Squared)(France'14)
フランス産、女性vo(英語)/ac-g、b/kbd、g/drのトリオ編成による、モダンうたものシンフォニック系バンドの、「II」に続く新作3rd。キャチーなゴシック・メタル寄りのパートから、アコ・ギを活かしたフォーキー色、そしてメランコリックなポーキュパイン・ツリー系の耽美ムードまで、ダイナミックに展開する各3パートから成る4つの組曲を収録しています。時にコケティッシュな魅力を放つ女性voの魅力も増しており、PAATOSやWHITE WILLOW周辺を好む向きも注目といえる、ポスト・プログ的仕上がりの傑作!

〜英国フィメイル・シンフォニックを思わせる、仏産モダン・シンフォニック!〜

DELUSION SQUARED
/II

(CD/Self)(France'12)

フランス産、可憐な魅力の女性vo(英語)をフロントに配した、ゴシック・ハード寄りモダン・シンフォニック・バンドの2nd。女性vo/ac-g,b/kbd,g/drのマルチフルなトリオ編成(+ゲスト)にて、ゴシック/プログレ・メタル色を加味しつつも、根底はメロディック性が勝る、ダイナミックかつモダンな歌物系サウンドを展開しています。いわゆるフレンチ色は薄く、むしろTHE REASONING等、英国フィメイル・シンフォニック系を好む向きにおススメと言える、高品質な好作です!

〜仏産"ひとりPORCUPINE TREE"系マルチ・ソロユニットの2nd。オルタナ〜スロー・コア〜ドローン込みの音像は更に深化!〜

DEMIANS
/Mute
(CD/InsideOut)(France'10)
フランスのシンガー/マルチ・プレイヤー、ニコラス・チャペルが、英語ヴォーカルを含む全てのパートを演奏するマルチ・ソロ・ユニットの、『Building An Empire』('08)に続く2nd。PORCUPINE TREE系の強い影響下にある、オルタナティヴ/ポスト・ロック、スロー・コア/ドローン、ドゥーム/メタル色を取り込んだサウンドは、さらにヘヴィに、そしてダイナミックに深化しています。前作を上回る手応えの、堂々たる完成度の秀作!くり抜き変形紙パッケージにて、Inside Outより。

かのS・ウィルソンも絶賛した、フランスの一人ユニットがデビュー!PTファン注目の快作!

DEMIANS
/Building On Empire
(CD/France.'08)

かのスティーヴン・ウィルソン(PORCUPINE TREE)も絶賛しているという、フランスのマルチ・プレイヤー/ヴォーカリスト、Nicolas Chapelによる一人ユニット、デミアンズのファースト。エッジの立ったメタリックなギター・リフ、幻想的なメロトロン、ピンク・フロイド・ルーツの切々とした英語ヴォーカルに彩られた、正にポーキュパイン・ツリーMeets RPWL的メランコリック・サウンドは高品質。16分に及ぶ大曲も含めた、ダーク・オルタナティヴ・シンフォニック注目の秀作!初回のみデジパック/1曲ボーナス・トラック追加にてリリース!

〜D.ピフアレリ(vln)の新作は多数の管、コントラバス、ピアノ、drとのアンサンブルで収録!〜

DOMINIQUE PIFARELY (ENSEMBLE DEDALES)
/Time Geography

(CD/Poros Editions)(France'14)
ルイ・スクラヴィスとの共演で知られるフレンチ・アヴァン・ジャズきってのヴァイオリン奏者、ドミニク・ピフアレリの'14年リーダー作。自らのヴァイオリンはじめ、ヴィオラ、ダブルベース、4管、ピアノ、ドラムスという9人編成によるENSEMBLE DEDALESの演奏を収めています。ポリリズミックな変拍子を多用した、ダークかつスリリングなシリアス/チャンバー寄りジャズとも言うべきサウンドは、スクラヴィスのチェンバー要素を拡大し、近年のONJ辺りに寄せたようなイメージの、インパクト十分なものです。ヴェテランの入魂の一撃にして会心の傑作!

〜南仏/オクシタン系をルーツとした楽曲は、適度にコンテンポラリーなロック寄りサウンド!〜

DUPAIN
/Sorga

(CD/Buda Musique)(France'15)
南仏マルセイユ拠点の、コンテンポラリーなフォーク/トラッド・バンド、DUPAINの、10年振り新作4th。オック語ヴォーカル/マンドリン、ハーディ・ガーディ、フルート、コントラバス、ドラムスの男性5人組にて、骨太なシブさと、ファンタジックなムードが共存した、ロック寄りのパワフルなサウンドを展開しています。オクシタン系を下地にしつつ、ブルターニュ/ケルト風味もミックスされた、フランス然としたサウンドは、深味十分です。時にペイガン的な味わいもある、フレンチ・リスナーのみならず注目の秀作!

〜アフリカ/マリの都市にまつわる伝説をテーマとした、叙情派アコースティック・シンフォニック・サウンド!〜

XII (DOUZE) ALFONSO
/Djenne

(CD/XII Alfonso)(France'16)
フランスきってのコンセプチュアルな叙情派アコースティカル・シンフォニック・バンド、ドゥーズ・アルフォンソの、3枚組超大作だった「Charles Darwin I, II, III」('12)に続く新作7th。今回は、アフリカ/マリの神秘的な都市ジェンネにまつわる伝説をテーマにしています。エモーショナルな女性vo(主に仏語)をフロントに、各種民族楽器やper, g, fl等を用いた、まさにアフリカ風味のエスノ・フォーク寄りサウンドは、彼ら流のトラッド/ワールド解釈ともいえる、親しみ易くもイマジナリーな物。ロック色は薄いものの、クラシカル/シンフォニック・アレンジも交えた、トラッド/女性voものとしても上質な、流石のクオリティの秀作です。終盤にはマイク・オールドフィールド風味も!

〜総勢50名のミュージシャンを起用した、フランスのシンフォニック・バンド怒涛の3枚組新作!〜

XII ALFONSO
/Charles Darwin - Vol.I-II-III

(3CD/Self)(France'12)
アコースティカルかつイマジナリーなサウンドが高く評価されている、フランスきってのコンセプチュアルな叙情派シンフォニック・バンド、XII(DOUZE) ALFONSOの、「Under」('08)に続く6th。かのダーウィンをテーマとした、CD3枚組、180分に及ぶ超大作になっており、F.ダナリー、T.スケルベンツェル、M.シモニズ、T.オールドフィールド、J.ハケットら、多数のゲストも加わっての録音です。フロイドやジェネシス系をルーツとした、しっとり目の音像の中、古楽/クラシカル、エスノ/トラッド等の要素をダイナミックに配した音像は、正しくドラマティック。男女vo(英語)、管弦も活かした、大スケールの入魂傑作です!

傑作5th、フランス産、耽美&イマジナリーなシンフォ

XII [DOUZE] ALFONSO
/Under
(CD/MUSEA)(France.'08)
アコースティカルかつイマジナリーなサウンドが高く評価されているフランス産叙情派シンフォニック・インスト・バンドの「CLAUDEMONET.Vol2」('05)に続く5thアルバム、今回は全曲のタイトル頭にUnderが付く文明批評コンセプトにて、フロイド、ハケット、マイクオールドフィールド、クリムゾン等ルーツのアンビエントかつダイナミックな、サウンドを展開しています。キング牧師の有名な演奏をSEで使用したラスト2曲も感動的な流石の高水準傑作です!!

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