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REVIEW ARCHIVES:ITALY S
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

〜イタリア産、ザッパ、J・ゾーン〜高円寺系ノイジー・ハードコア・ジャズ/Avant!〜

SADO
/Holzwege
(CD/Italy'08)
イタリア産、sax/fl/トロンボーン、el-g、b/p/kbd、dr、voiceの編成による、ハードコア/アヴァン・ジャズ・ロック系バンドのアルバム。フリーキーに暴れる押しのレコメン風味をベースにしつつ、唐突にビートルズ・カヴァー、中近東エスニック、ラテン等、悪どくユーモラスな、ザッパ〜J・ゾーン的ミクスチャーセンスがあります。イタリア版、高円寺系とも言うべき?力作です!

〜SALISの74年2nd、初CD化!イタリア然とした魅力十分の、シンフォニック寄り歌物フォーク・ロック秀作!〜

SALIS
/Seduto Sull'Alba A Guardare

(CD/BTF)(Italy'74)
サイケ色の強いコレクターズ・アイテム『Sa Vida Ita Est』(71年1st)や、秀作3rd『Dopo Il Buio La Luce』('78)で知られるSALISの2ndがBTFより初CD化、紙ジャケット仕様。イタリアらしい熱唱を聴かせるアントニオ・サリス(vo.b.ac-g.fl.etc)しゃがれ声のヴォーカルを中心に、フルートやキーボード、泣きのギターを交えたシンフォニック寄りの歌物作品です。基調はフォーク・ロック系ですが、エレ・ピ、オルガン、シンセの鳴り方や切り返しの付け方が、実にイタリア然としていて魅力十分!ダリオ・バルダン・ベンボもオルガンで参加!

〜カンタベリー風味も有る、流麗にしてスリリングなチェンバー・ジャズ・ロック!〜

Scherzoo
/03

(CD/Soleil)(Italy'14)
マグマ、ユニヴェル・ゼロに強く影響されたフランス人ドラマー、フランソワ・トロが率いるヘヴィ・ジャズ・ロック・バンド、スケルズーの「02」に続く、2年振りの新作3rd。今回は自らがベース、キーボード、プログラミングを担当した4ピース(他はサックス、ギター、ドラムス)にて、よりメロディアスな、カンタベリー風味も有る、チェンバー・ジャズ・ロックを展開しています。流麗にしてスリリングな傑作!ボーナス・トラックとして、ピアノ/アレンジ、ハーディ・ガーディ、チェロ、ベース、そして自身はドラムスという別編成での録音1曲を追加。

〜元ルオボ・ディ・コロンボやRRRのメンバーらが結成したサマディの唯一作がSHM-CD/紙ジャケット化!〜

サマディ
/サマディ

(SHM-CD/Arcangelo)(Italy'74)
元L'UOVO DI COLOMBOや、RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNOのメンバーらが結成したスーパーバンド、サマディの唯一作。一部にブラスもフィーチャーしていますが。ピアノとヴォーカルを中心としたメロディアスなサウンドを聴かせる高水準な内容です。とりわけラスト曲"L'ultima Spiaggia"は名曲です。SHM-CD/リマスター/紙ジャケットにて。

〜リック・ウェイクマン、リチャード・シンクレア等がゲスト参加した、MORGADOR関連バンド・デビュー作!〜

サラストロ・ブレイク
/ニュー・プログマンティクス

(CD/ベル・アンティーク)(Italy'13)
伊シンフォニックの新鋭として注目を集めたMOGADORの元ベーシスト、Paolo Pigniが立ち上げた新プロジェクトのデビュー作。現MOGADORのg/kbd奏者を含む編成に、リック・ウェイクマン(p/M5)、デイヴィッド・ペイトン(vo/M5)、ニック・マグナス(kbd/M1)、デイヴ・ロウソン(el-p/M3)、リチャード・シンクレア(b,vo/M8)、ビリー・シャーウッド(g,syn/M9)ら豪華ゲスト陣もフィーチャーしています。イエス系とPFM系をブレンドしたような、フルート等を活かしたフォーキーかつダイナミックな英国志向のサウンドは、非常に高水準です。爽快ファンタジックな注目傑作!

〜ファビオ・ズッファンティ周辺のバックアップで活躍した伊のキーボード奏者Luca Scheraniのデビュー・アルバム!〜

SCHERANI
/Everybody's Waiting

(CD/BTF)(Italy'12)
HOSTOSONATENの最新作「The Rime Of The Ancient Mariner Chapter One」('12)から新加入したkbd奏者の、こちらはソロ・アルバム! 同作に参加していた女性vln、女性flはじめ、F.ズッファンティ(コーラス)本人含めた、周辺人脈がサポートしての録音(dr入り)です。HOSTSONATENをよりクラシカルかつムーディにしたようなタッチから、ジャズ/フュージョン風味、女性voのポップ目パートまで、非常にセンシティヴな内容になっています。難波弘之ファンも注目の良作!

〜ベル・アンティーク 紙ジャケット・シリーズ 2011年4月〜

SEMIRAMIS
/Dedicate A Frazz(フラッツに捧ぐ)

(SHM-CD/BelleAntique)(Italy'73)
73 年に唯一のアルバムを残したまま、忽然とシーンから消えた伝説のイタリアン・ダーク・シンフォニック・バンド:セミラミス。空中庭園を造った、好色で残虐非道だったとされる古代バビロニアの女王の名を冠した彼らのサウンドは、闇のシンフォニックとも呼べるもの。オリジナル紙ジャケット、リマスター、 SHM-CDにて。

〜イタリア産。BANCO系ルーツの、アコースティカル&クラシカルな叙情派シンフォニック新鋭!出来良し!〜

SENZA NOME
/Senza Nome
(CD/StefanoOnoratti)(Italy'08)
イタリア産。イタリア語ヴォーカル/ギター、キーボード、ギター、ベース、ドラムスの5人組による若手シンフォニック・バンドの08年1st。BANCOあたりの影響も感じさせる、アコースティカルな中にもクラシカルで起伏に富んだサウンドはかなりの高水準です。イタリア然とした叙情味と、時にスリリングなアンサンブルで聴かせる、注目の良作!エンハンスドCDにてPV1曲入り!

〜'70年代前半に結成するも当時アルバムを残さなかったイタリアン・ロック・バンドの'14年デビュー作!〜

SEZIONE FRENANTE
/Metafora Di Un Viaggio Arditi Voli Di Cervelli Attenti

(CD/Ma.Ra.Cash)(Italy'14)
なんと結成は'70年代前半という、知られざるイタリアン・シンフォニック・バンドの'14年デビュー作。ほぼ全員オリジナル・メンバーの、伊語vo含む5人編成(+ゲストac-g)にて、時にフォーキーかつ牧歌的な'70年代初頭の香りそのままのイタリアン・サウンドをメロディアスに展開しています。古式ゆかしいオルガンやギターの音色も交えた、最初期PFM、オルメ、初期イエス、フロイド等ルーツの楽曲は、親しみ易くも味わい深いもの。擬古的レトロ感とは一線を画した初期型イタリアン・シンフォの秀作!

〜イタリアのギタリスト/シンガーのソロ。アルティ人脈のサポートによる、叙情的な歌物作品〜

SEREN ROSSO
/Henry's Life

(CD/Electromantic)(Italy'11)
イタリアのシンガー/ギタリスト、セレン・ロッソの1stソロアルバム。ベッペ・クロッヴェッラ(kbd)、マルコ・ロアグナ(g)、ロベルト・カセッタ(b)ら、ARTI&MESTIERI人脈を含むメンバーがサポートした、バンド・スタイルでの録音となっています。PINK FLOYD/ロジャー・ウォーターズ、あるいはTHE WHOあたりの影響下にある、内省的なロック・オペラ風のコンセプト作品で、しっとりとした哀愁が心地良い仕上がりです。根はフォーキー&ブルージーな音像の中、メロトロンなどシンフォニックなクロヴェッラの存在感も光る、注目の力作!

〜あのバカロフがディレクション/アレンジを担当した71年のファースト!〜

SERGIO ENDRIGO
/Nuove Canzoni D'Amore
(CD/Italy.'71)
その後長く活動を続けるカンタウトーレ、セルジオ・エンドリーゴのファースト・アルバム。ディレクション/アレンジを、あのルイス・バカロフが担当しており、ピアノ、アコギ、ストリングス等をバックにした、しっとりアコースティカルな歌物になっています。比較的淡々とした歌声とシンプルなサウンドには、派手さやロック色は感じられませんが、「グロッソ」調の泣きのストリングスが入る6曲目など、イタリア・ファンには聴き所の多い内容です!初CD化、+3ボーナス!

〜近年のアリーナにも通じる、伊産プログレ・ハード+メロディック・シンフォ・バンドの大力作2nd!〜

SILVER KEY
/The Screams Empire

(CD/Ma.Ra.Cash)(Italy'15)
元々はマリリオン/フィッシュの公認トリビュート・バンドとして活動していたという、イタリア産プログレ・ハード/メロディック・シンフォニック・バンドの、「In The Land Of Dreams」('12)に続く2nd。唯一のオリジナル・メンバーであるシンガー、Yuri Abiettiの、正にフィッシュ調の英語voをフロントに、むしろRUSH〜D.シアター系ルーツのプログレ・ハードと、泣きのメロディック色が共存した音像を展開。結果として、近年のアリーナ辺りにも通じる、ダイナミックな力作!組曲仕立てのM5〜M8にも注目です!

〜13年振りのスタジオ新作!叙情味とハードな味が共存した70年代志向のサウンドは健在!〜

SITHONIA
/La Soluzione Semplice

(CD/LIZARD)(Italy'11)
89年にアルバム・デビューしたイタリアン・シンフォニック・ロック・バンド、シソニアの、98年発表の『Hotel Brun』以来、実に13年振りとなるスタジオ新作5thアルバム。専任ヴォーカル(イタリア語)、ツイン・キーボード、ギターを含む6人編成にて、イタリアらしい叙情味とハードな感触が同居した、70年代志向のサウンドをじっくりと展開しています。KING CRIMSON、GENESIS系のルーツに、クラシカルな味わいを加えたサウンドは聴き応え十分!熟成を重ねた力作です。

〜YUGENのキーボーディスト:スケ・ボッタの初のリーダー作!シンフォニック性と生楽器の響き!〜

SKE
/1000 Autinni

(CD/Altrock)(Italy'11)
イタリアきってのシリアス・プログレッシヴ・バンド:YUGENのキーボーディストであるスケ・ボッタの、初のリーダー作。GENTLE GIANTを深化させたような緻密な変拍子アンサンブルに、メロトロン、アープ、シンセなどのヴィンテージ・キーボードによるシンフォニック性と、ヴァイオリン、ハープ、木管楽器などの生楽器の響きが合体、YUGEN本隊のシンフォニック/プログレッシヴ性を拡大したとも言える、極めてスリリング、そしてイマジナリーな特大傑作です!イタリアならではの技巧と情感が手を結んだ、インスト・ワールド!

〜7人編成の民族チェンバー/ジャズ・ロック個性派の最新作は、面白味も十分の会心傑作!〜

SLIVOVITZ
/All You Can Eat

(CD/MoonJune)(Italy'15)
ナポリで'01年に結成された民族チェンバー/ジャズ・ロック・バンドの、「Bani Ahead」('11)に続く、新作4th。ハーモニカ(アコーディオンのように響く)、エレキ・ギター、ベース、ドラムス、トランペット、サックス、そしてヴァイオリンというインスト7人編成にて、ザッパ、クリムゾン等ルーツの側面と、地中海にとどまらないワールド/トラッド風味が合体したサウンドを、より骨太かつパワフルに演奏しています。全体にファンク・ジャズ・ロック色を強める一方、チリのFULANO〜メディア・パンダ辺りを思わせる、優美な屈折感も健在です。面白味十分の、これは会心傑作!

〜伊産、ヴァイオリン、管楽器、ハーモニカ入りレコメン・ジャズ・ロック・バンドの3作目!〜

SLIVOVITZ
/Bani Ahead

(CD/MOONJUNE)(Italy'11)
イタリア産、ヴァイオリン、管楽器×2、ハーモニカを含む7人編成(他にギター、ベース、ドラムス)ジャズ・ロック・バンドの、『Hubris』('09)に続く3rdアルバム。ZAPPA+KING CRIMSON+カンタベリーなサウンドを基調に、トラッド/ラテン色も採り込んだ曲調は、今回も抜群のオリジナリティを感じさせます。緻密に入り組んだアンサンブルと伸びやかな各パートのソロのバランスも良く、南米で言えばMEDIA BANDA辺りにも通じる仕上がりです。レコメン/チェンバー系リスナーも見逃せない傑作!

〜ナポリ産、ZAPPA系ジャズロック+中近東〜東欧トラッド的個性派、会心の2ndアルバム〜

SLIVOVITZ
/Tlubris
(CD/MONJUNE)(Italy'09)
ナポリ出身、エスニック・アヴァン・ジャズ・ロックバンドの、04年のデビュー作に続く2nd。スキャット女性ヴォーカル、ヴァイオリン、サックス、ハーモニカ、ギター、ベース、ドラムスの7人編成に、ゲストでヴィブラフォンなどを加えて、ザッパ系ルーツのジャズ・ロックと、中近東〜アフリカ〜バルカン系トラッド色を融合した切れの良いサウンドを展開しております。エスニックなFORGASあるいはカンタベリー風味のMEDIA BANDA的な部分もある演奏は極めて高水準。アコーディオン風に使われるハーモニカも面白い、痛快なる傑作。

〜伊のバンドがはにわオールスターズやアフター・ディナー等を日本語でカヴァーしたライヴ!〜

SONATA ISLANDS
/Nippon Eldorado Kabarett

(CD/DiskUnion)(Italy'15)
これは面白い!イタリアのサントラ系ミュージシャン/kbd奏者をリーダーとするバンドが、はにわオールスターズ、アフター・ディナー、Wha-ha-ha、はにわちゃん、という'80年代にレコメンデッド・レコードが海外発売/ディストリビュートしたアーティストの楽曲を、日本語(!)でカヴァーするというプロジェクトのライヴ盤。小川美潮風の女性voと、多用されるフルートが非常に魅力的で、おバカかつキュートな、レコメン/和モノ節マニアは必聴の快演!

〜ソーニャ・クリスティーナ、クリスチャン・デカン等がゲスト参加したゴシック作!〜

SOPHYA BACCINI'S ARADIA
/Big Red Dragon

(CD/Black Widow)(Italy'13)
イタリアのPRESENCEの女性シンガー、Sophya Bacciniの、「Aradia」('09)に続く2ndソロ作。自らのvo/kbd/p等にg,dr,vln/viola,p(g以外はすべて女性)を加えたバンドに、ゲストでオザンナのヴァイレッティ親子(vo/M5)、ソーニャ・クリスティーナ(vo/M9)、そして何とクリスチャン・デカン(vo/M10)といった、豪華メンバーが参加しています。ウィリアム・ブレイクの絵画をモチーフとした、耽美志向のメロディアスなゴシック・クラシカル/歌ものシンフォニック・サウンドは、デーモニッシュなイメージも含め、イタリアらしい魅力に溢れています。所々「ゴシック化したカーヴド・エア」的ムードも有る秀作!

【ゲスト】
・Christian Decamps (ANGE/仏語vo/M10)
・Sonja Kristina (CURVED AIR/英語vo/M9)
・Irvin & Lino Vairetti (OSANNA/伊語vo/M5)
・Roberto Tiranti (LABYLINTH/英語vo/M7)
・Elisa Montaldo (IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE/メロトロンetc/M4)

〜元THE WATCHのgとkbdによって結成された、ハード&ダイナミックなイタリアン・シンフォニック新バンド!〜

SOULENGINE
/Mind Colours

(CD/MaRaCash)(Italy'13)
元THE WATCHのgとkbd(2人とも'07年作「Primitive」に参加)が中心となって結成されたグループの1st。オーソドックスなインスト4ピースに、ハード・ロック声のゲストo(英語)及びフルート奏者を加えて、ハードかつドラマティックな'70年代志向のシンフォニック・ロックを展開しています。ジェネシス/ハケット系のみならず、クリムゾン、ELP等をルーツとしたジャズ・ロック風味も取り込んだ、インスト主体の楽曲は、ダイナミックな魅力十分です。ハモンド、ムーグ、メロトロンと派手にかけ回るアナログkbdも光る傑作!

〜Offレーベルから英・伊バンドのカップリングCDが登場!〜

CONTROLLED BLEEDING & SPARKLE IN GREY
/Perversions Of The Aging Savant

(Sprit CD/Off)(USA/Italy'15)
P.フェルヴルーセムでおなじみのOffレーベルより、アメリカのエレクトロ/ノイズ/アヴァン・バンドCONTROLLED BLEEDING(6曲)と、イタリアのミニマル/チェンバー・バンド、SPARKLE IN GREY(4曲)をカップリングしたスプリットCD!それぞれ1曲ずつボーナストラックも有り!

〜伊産、ヴァイオリン入りサッド・コア〜エレクトロニカ・チェンバー・バンドの'14年新作!〜

SPARKLE IN GREY
/The Calendar

(CD/Old Bycicle Records)(Italy'14)
イタリア産、ギター、オルガン、ヴァイオリンの3人を基本に、フィールド・レコーディングやエレクトロニクス奏者を交えた、シネマティック・アンビエント/サッド・コア/チェンバー・プロジェクトの新作4th。いわゆるポスト・ロック以降のセンスの中にも、繊細なアコースティック感(ウクレレ・グロッケン等も使用)が魅力の、イマジナリーな力作!くり抜き紙パッケージ!

〜伊産vln入りポスト・ロック系チェンバー・バンドの新作3rd!〜

SPARKLE IN GREY
/Thursday Evening

(CD/Lizard)(Italy'13)
イタリア産、vln,g,b,dr,サンプリング/ラップトップの5人編成(+ゲストcello,sax,etc)による、サッド・コア/エレクトロニカ+チェンバー的インスト・バンドの新作3rd。ダークかつメランコリックな、いわゆるポスト・ロック以降の淡々とした音像の中、vlnが叙情的メロディを紡ぎ、イマジナリーなSE/サンプルを聴かせるプログレッシヴ・リスナー向きの力作!

〜復活した幻のイタリア邪悪系ハード/progバンドによる新作!〜

SPETTRI
/2973 La Nemica Dei Ricordi

(CD/Black Widow)(Italy'15)
'64年にフィレンツェで結成、ビートからハード/プログレッシヴに音楽性を変化させつつ活動、'75年に解散するも、当時作品は残さなかった幻のイタリアン・ロック・バンド、SPETTRI。'11年に発掘リリースされた'72未発セッション集CD「SPETTRI」に続き、何と今度は、復活しての新作(公式デビュー作)が登場しました。伊語ヴォーカル、キーボード(ハモンド、アープ、メロトロン、ピアノ他)、ギター、ベースは'72年当時のメンバーで、新たにドラムス/フルート、サックスを迎えた6人編成(+ゲスト女性ヴォーカル)にて、パープル、ヒープ、サバス、タル系+クリムゾン、ELP的、ダイナミズムも十分の妖しいサウンドを展開しています。ブリティッシュナイズされた中にも、随所でバンコやビリエットを思わせるパートも交え、イタリアらしさ十分の仕上がりの傑作!

〜ブラック・サバス影響下のアルバム未発表バンド、発掘ライヴ音源!〜

SPETTRI
/Spettri

(CD/Black Widow)(Italy'72録音)
これまでまったく知られていなかった、イタリア産アーリー'70sハード・ロック・バンドの'72年ライヴ音源の発掘リリース。当時作品を残さなかった5人組(伊語vo、el/ac-g、b、オルガン、dr)による演奏は、ブラック・サバスの影響も感じさせつつ、アコースティック・ギターも交えたダウナーかつメロディアスなもの。当時としては音質もなかなかで、スタンダルテやAREKNAMES等のリスナーは注目といえるVertigoライクな一品となっています。Black Widowレーベルならではのリリース!

〜イタリアのSSWによる、フロイド・タッチの歌物シンフォ作品。ベッペ・クロヴェッラ&ロベルト・カセッタ参加!〜

STEEO
/Four Eyes In The Silence

(CD/Electromantic)(Italy'10)

イタリアのシンガー・ソングライター:STEEOことステファノ・ルッジエーロが、ELECTROMANTICレーベルからリリースしたデビュー作。ベッペ・クロヴェッラ(ハモンド、メロトロン他)、ロベルト・カセッタ(b)、ギター、ドラムスのバンドをバックにして、PINK FLOYD、わけてはロジャー・ウォーターズ影響下の、英語ヴォーカルによる歌物シンフォニック・ロックを展開しています。後期フロイドのブルージーな側面を、RANDONE等Arti E Mestieri周辺に通じるタッチでプレイしたような手応え十分の仕上がりです。オルガン、メロトロンも効果的に交えた注目作!

〜イタリアの女性ピアニストが、奇才MPBコンポーザーのGuinga等と制作した'13年作!〜

STEFANIA TALLINI
/Viceversa

(CD/Alfa)(Italy'13)
'02年にCDデビューしている、イタリアのジャズ系女性ピアニスト、S.Talliniの7thリーダー作。本作ではブラジルMPB系のコンポーザー/ギタリスト/シンガー、Guingaと、クロスオーヴァー/クラシカル系のクラリネット奏者C.Giuffrediとコラボレートしています。彼女自身の持ち味ともいえるジャズ、ブラジリアン、クラシカルを横断する、上品かつ張りのあるサウンドは、イマジナリーなプログレ向きのものです。流麗にして深みの有る、ジスモンチ周辺リスナーも注目の充実の秀作!

〜伊ジャズ・ピアニストとブラジルの超絶バンドリン奏者'12年デュオ・ライヴ!〜

STEFANO BOLLANI & HAMILTON DE HOLANDA
/O Que Sera

(CD/ECM)(Italy,Brazil'12収録)
上品なタッチが持ち味のイタリア人ジャズ・ピアニスト、S.Bollaniとブラジルの超絶バンドリン(マンドリン風の民族弦楽器)奏者、H.D.Holandaの'12年に行われた純デュオ・ライヴ。ECMからのリリース。各々の自作曲のみならずA.C.ジョビン、シコ・ブアルキ、ピアソラ等のナンバーも採り上げた、当意即妙のブラジリアン風ジャズが展開されています。恐ろしいまでの技巧性と流麗な広がりが絶妙に交錯する注目の快演! ジスモンチ系リスナーも注目です!

〜オリジナル・メンバー2名を中心に復活! YUGENのフランチェスコ・ツァゴもメンバーとして参加!〜

STORMY SIX & MONI OVADIA
/Benvenuti Nel Ghetto

(DVD:NTSC+CD/BTF)(Italy'13録音)
ウンベルト・フィオーリ(vo,g)、トマソ・レッディ(マンドリン,b,etc.)の2名のオリジナル・メンバーを中心に復活した、イタリアン・チェンバー代表格、ストーミー・シックスのライヴ録音による新作アルバム(DVDと同内容のCDをセット)第二次大戦時のポーランドにおける、ゲットーの蜂起をテーマに、元GRUPPO FOLK INTERNAZIONALEのMoni Ovadiaがナレーションで参加。彼らの本質であるポリティカルなフォーク(地中海〜東欧風味)色と、vlnを活かした緻密なチェンバー・ロック色が調和した快作! YUGENのフランチェスコ・ツァゴ(g)もメンバーとして参加しています!

〜イタリアン・チェンバーの名バンド、77年の5th + 未発表サントラ音源!!〜

STORMY SIX
/CLICHE + PINOCCHIO BAZAAR

(CD/BTF)(Italy'77)

イタリアン・チェンバー・ロックを代表する名バンド:ストーミー・シックスの77年の5th(ロルケストラに移っての2作目)。元々舞台用サントラとして制作されたというインスト・アルバムで、初CD化時に、同じくサントラの未発表音源『Pinocchio』がカップリングされています。明確にチェンバー化した前作『Un biglietto del tram』を受けて、シリアスかつハイテンションな室内楽サウンドを展開する、JURVERNE系ファンも注目の傑作(よりロック的)。久しく廃盤でしたが、リマスター&紙ジャケで待望の再発!

〜実質的最終作にして、R.I.O参加期ならではのテンションが素晴らしい名作!リマスター紙ジャケで再発〜

STORMY SIX
/Al Volo

(CD/BTF)(Italy'80)

イタリアン・チェンバー・ロックを代表する名バンド:ストーミー・シックスの実質的最終作(90年に再編ライヴCDあり)となった、80年の8thアルバム。R.I.O参加期で、前作『Macchina Maccheronica』のテンションを継いだ、ややポップながらも、こちらも代表作です。鋭く屈折したアンサンブルと力強いヴォーカルが改めて素晴らしい!久しく廃盤で入手困難でしたが、伊BTFよりリマスター&紙ジャケット仕様にて待望のリイシュー!おススメです。

〜屈折ヘヴィ・テイストのイタリアン・シンフォニック・バンド6年振りの新作!〜

STRANAFONIA
/Il Nuovo Rinascimento

(CD/Raffinerie)(Italy'14)
イタリア産、M.Bedetti(キーボード)を中心とした屈折ヘヴィ・テイストのイタリアン・シンフォニック・バンド久々の新作!イタリア語ヴォーカル入り!

〜MOONGARDEN〜MANGALA VALLISのkbd奏者を中心とした、ジェネシス直系シンフォニック・バンド新作2nd!〜

サブマリン・サイレンス
/ゼアズ・サムシング・ヴェリー・ストレンジ・イン・ハー・リトル・ルーム

(CD/ベル・アンティーク)(Italy'13)
MOONGARDEN〜MANGALA VALLISのkbd奏者、C.Roversiを中心としたジェネシス直系シンフォニック・バンドの、「Submarine Silence」('01)以来、実に12年振りとなる2ndアルバム。前作はインストでしたが、今回は英語voも加わった編成での録音となっています。ジェネシスへのオマージュ/トリビュート的ムードは保ちつつも、よりダークなパッセージも交えた、オリジナリティを感じさせる仕上がりです。メロトロン音はじめ、アナログ風kbdワークの魅力も健在な会心の傑作です! トータル仕立ての14曲+ボーナス3曲、ムーンガーデンのgも参加!

〜ユニヴェル・ゼロ影響下の管弦が印象的な伊産、チェンバー・ロック新鋭デビュー作!〜

SUBTILIOR
/Absence Upon A Ground

(CD/ベル・アンティーク)(Italy'12)
イタリアより、管弦をパワフルなロック・サウンドに取り込んで、ユニヴェル・ゼロと近代クラシックに強く触発された、チェンバー・ロックの新バンドが登場!時にクリムゾンやヘンリー・カウも香る、シリアスにしてダイナミックなサウンドは、同じAltrockのRATIONAL DIETと、スケ・ボッタの中間を行くイメージの、非常に高水準なもの。実はリーダーのミケーレ・エピファニ(kbd)は、’70年代回帰型レトロ・プログレッシヴ・バンドAREKNAMESのメンバーでも有るというのも又、驚きで、両バンドをいずれも本格派として聴かせる彼の才能に注目の新作!

〜地中海ポップス系女性シンガー兼ピアニストの5作目!上品かつシアトリカルな歌世界を展開!〜

SUSANNA PARIGI
/La Lingua Segreta Della Donne

(CD/PromoMusicRecords)(Italy'11)
ヴィンチェ・テンペラのプロデュースにて、95年にアルバム・デビューしている、地中海ポップス系女性シンガー兼ピアニスト スザーナ・パリージの、『L'insulto delle parole』('09)に続く新作5thアルバム。今回は、たっぷりと広がるクラシカルな弦楽とピアノを主にバックとした、上品かつシアトリカルな歌世界を展開しています。ややハスキーでパワフル、そして伸びやかなパリージの歌唱は素晴らしく、イタリアらしい情感とアーティスティックなムードが絶妙に調和した仕上がりです。歌物/女性ヴォーカル ファンは見逃せない秀作!PVなどをエンハンスト収録、カラーブックレット付き三面デジパック仕様でリリース!

〜イタリアの知られざる硬派ジャズ・ロック・バンドの唯一作が初CD化!〜

SWAY
/Sway

(CD/Sway)(Italy'73)
イタリアの知られざるマイルス系ジャズ・ロック/クロスオーヴァー・バンド、SWAYの唯一作('73)が、紙ジャケ仕様で初CD化。p/el-p,sax/fl,g,b,dr/perの5人編成にて、エレクトリック・マイルス直系のアグレッシヴにグルーヴするナンバーから、フリーキーな曲、そしてメロウなフュージョン寄りの曲想まで、テンションの高いプレイを展開しています。後半フルートが吹きまくるのもポイントが高く、イタリアひいてはユーロ・フュージョン/クロスオーヴァー・シーンの当時の充実ぶりを示す好作です! 内袋を再現したインサート付。

〜極めてダイナミック&スリリングな、イタリアン・プログレッシヴ・ロック史上のド傑作!〜

SYNDONE
/Eros & Thanatos

(CD/Belle Antique)(Italy'16)
疾走するキーボードを中心とした音楽性で、'90年代初頭にイタリアン・プログレッシヴの復活を告げた名バンド、シンドーネ。かのスティーヴ・ハケット(el-g)、レイ・トーマス(fl/ムーディ・ブルース)もゲスト参加した6作目は、詩人・哲学者グイド・チェロネッティの作に基づいたトータル・コンセプト作となりました。看板の技巧的なキーボードを軸にしたEL&P的な攻撃性に、生の弦楽器やヴィブラフォン等も交え、バンコに比肩する緻密で迷宮的な曲構成で表現した本作は、イタリアン・プログレッシヴ・ロック史上の傑作とすら呼び得る出来ばえです。濃厚な伊語voも健在、必聴!

〜マルコ・ミンネマンがゲスト参加した、シンドーネの5th!〜

シンドーネ
/オディセアス

(CD/ベル・アンティーク)(Italy'14)
'90年代初頭にデビューし、イタリアの復活を告げた名バンド、シンドーネの新作5th(復活後の3作目)。今回はAltrock/Fadingからのリリース(見開き紙ジャケ)です。kbd/作曲,vibe/作曲,vo(伊語)/作詞の3人が正式メンバーで、ゲストになんとあの超絶プレイヤー、マルコ・ミンネマン(dr)を迎えての録音になっています。ac-gや管弦プレイヤーも大量に投入した、極めてダイナミックかつシアトリカルなサウンドは強力です。濃厚なvoやvibeも活かした、ELP/UK+ザッパ的クラシカル・キーボード・シンフォニックとして極上の仕上がりの大傑作!

〜シンドーネ最新4th! 出来良し、大スイセン!〜

SYNDONE
/La Bella E La Bestia

(CD/AMS)(Italy'12)
キーボード奏者Nik Comoglioの実質ソロ・プロジェクトとして復活したシンドーネの「メラペサンテ」('10)に続く、復活後の2作目(通算4作目)。ピアノ、ローズ、ハモンド、モーグ等カラフルなkbdを中心に、ヴィブラフォン/マリンバ/ティンパニー奏者、ナレーション含めた5役を全て一人でこなす、シアトリカルなシンガーが加わっての録音。更にゲストでレイ・トーマス(ex.ムーディー・ブルース)がフルートで参加。ミュージカル仕立てのシリアスかつクラシカルなシンフォニック・サウンドは極めて水準が高く、ザッパ的ジャズ色の導入含め、米のシグムンド・スノペックIII世にも通じる注目の大傑作!

〜早々に廃盤になっていたシンドーネの傑作3rdがボーナス・トラック追加で再発!〜

SYNDONE
/melapesante

(CD/Belle Antique)(Italy'10)
'90年代初頭、テクニカルなキーボード主体の音楽性でイタリアン・プログレッシヴ復活の先駆けとなりながらも、2作で活動を停止したシンドーネ。'10年に再結成作として発表され、シアトリカルな男性イタリア語ヴォーカル、ヴィヴラフォン、さらには管弦もフィーチャーした、より硬質なチェンバー/シリアス色込みでのスケール・アップした音楽性でファンを驚嘆させた一枚です。契約上の理由で早々に廃盤となっていた傑作が、ボーナス・トラック1曲追加、紙ジャケットにて待望の再発!

〜90年代イタリアン・シンフォニックの雄、なんと復活!17年ぶりとなる新作アルバム!〜

SYNDONE
/melapesante

(CD/BelleAntique)(Italy'10)
CALLIOPEに続き、VINYL MAGICニュー・プロッグ第二弾としてデビューし、90年代イタリア復興の先陣を切ったシンドーネが復活。何と17年振りの新作3rdアルバムをリリース。中心人物のキーボーディスト/コンポーザー以外はメンバーを一新したキーボード・トリオ+専任ヴォーカリストの編成に、ゲストで管弦楽器なども迎えての録音です。EL&P系ルーツの疾走感も健在ですが、従来よりもクラシカルな叙情味を押し出したダイナミックなサウンドに仕上がっており、むしろBANCO系に通じる会心の大傑作です!

〜イタリア産、コテコテ熱血メロパワよりの3rd! 〜

SINTONIA DISTORTA
/Frammenti D'Incanto

(CD/Lizard)(Italy'15)
'95年にミラノ近郊の町・ローディで結成された、プログレ・ハード/メタル系バンドの、公式作としては恐らく3作目となる、'15リリース。アイアン・メイデン、ハロウィン等ルーツの、いわゆるメロパワ風味の'80s調メタルが基調ですが、熱い伊語voと、時にゴブリン的なkbdをフィーチャーする事で、むしろメディナ・アサーラ等、スペイン勢に通じる音像です。コテコテのメロディが光る、マニアライクな力作!

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