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REVIEW ARCHIVES:SCANDINAVIA R
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

〜激ヤバ!SPACIOUS MIND絡みの、ダウナー・アシッド・フォーク/ドローン・サイケの本格派!〜

RAD KJETIL AND THE LOVING EYE OF GOD
/Mattmar

(CD/CountrymanRecords)(Sweden'06)

メンバーその他の情報は一切不明、謎のユニットですが、レーベルからしてどうやらあのSPACIOUS MINDのメンバーのサイド・プロジェクトのようです。本作は04年リリースの同名作品に続く、恐らく2nd(3rdも出ている?)。ギター・エフェクト中心に、一部ドラムスなども交えた、どっぷり本格派、アトモスフェリックなドローン/アンビエント・サイケはヤバいの一語。シリアスでありながら、ジャーマン派は要注目のアシッド・センスが大全開です。実はかなりオススメの逸品!

〜あの「スウェーデンの」ラグナロク、再結成新作!ブルージー&フォーキーな叙情ギター健在です!

RAGNAROK
/Path
(CD/Musea)(Sweden.'08)
'70年代に数々の好作を残した、スウェーデンの叙情派バンド、ラグナロクの、なんと再結成新作。サイケ/ブルース色の染み込んだ、時にケブネカイゼあたりを思わせる、北欧フォークのメロディーも昇華した、エレクトリック・ギターを主体としたノスタルジックなサウンドは健在です。ツイン・ギター、オルガン/ギター、b、drの編成による、ピンク・フロイド系+サイケ・フォーク的曲想は、枯れた哀愁をにじませつつも、甘美な広がりをたたえていて秀逸。北欧マニアのみならず注目の充実の力作です!

〜北欧きってのアコースティカル・シンフォニック・バンドの1st、2ndが、紙ジャケット&SHM-CD化!〜


ラグナロク
/Ragnarok
/Fjarlilar i Magen(神経衰弱)

(SHM-CD/Arcangelo)(Sweden'76/80)
ペーター・ブリンゲルソン(g)を中心に72年に結成、83年までに4作品を残し解散した、スウェーデンのラグナロク。08年に復活作『Path』をリリースした彼らの、1stと2ndがSHM-CD&紙ジャケットで国内初登場。1st『Ragnarok』は、北欧ならではの叙情味をたたえたゆったりと広がるインストが非常に魅力的なもの。PINK FLOYD、CAMEL、あるいはジャーマン・シンフォニックにも通じるタッチと、北欧フォーク色が融合。フルートや泣きのギターもフィーチャーしたサウンドで、スウェーデン屈指の名作となっています。初CD化となる2nd『Fjarlilar i Magen(神経衰弱)』は、ブリンゲルソン、ペデル・ナボ(p.fl.per)以外はメンバーチェンジした5人編成での録音。1曲目がヘヴィ・ロック調なので面喰いますが、全体的に極端に変わったというわけではなく、前作のメロディアスな色を継承した内容です。一方で、後期CAMELにも通じるフュージョン/ジャズ・ロック調も交えるなど、洗練された仕上がりの秀作。何と、11月末には初の来日公演も決定しています!

〜アヴァン・ジャズ系ギタリストの'14年作!〜

RAOUL BJORKENHEIM
/eCsTaSy

(CD/Cuneiform)(Finland'14)
フィンランド出身の凶暴アヴァン・ジャズ系ギタリスト、ラウル・ビョーケンハイムの'14年新作が、Cuneiformよりリリース。今回はt-sax,コントラバス,drとのカルテットにて、いつになくジャズ寄りのサウンドを展開しています。フリーキーかつハイ・テンションなアンサンブルの中、スリリングなel-gが暴れ回る、流石のクオリティの快作です!

〜ビョーケンハイム、モルガン、ラズウェルが、何と手を組んだ!超強烈なトリオがデビュー!〜

RAOUL BJORKENHEIM/BILL LASWELL/MORGAN AGREN
/Blixt

(CD/CUNEIFORM)(Finalnd etc'11)
北欧きっての暗黒ギタリスト、ラウル・ビョーケンハイムと、ビル・ラズウェル(b)、そしてMATS/MORGANのモルガン・オーギュレン(dr)という、超強力なトリオの連名によるデビュー作。まさにMASSACRE meets MATS/MORGAN的な、ズ太く疾走するリズムに、フリーキーで凶暴な弾きまくりギタープレイがスパーク。期待に違わぬ超絶的テンションで圧倒する、レコメン系リスナーも注目のアヴァン・ジャズ・ロックの大傑作です!

〜北欧きってのアヴァン・ジャズギタリストがフィンランドのUMOジャズオケと共演した07年作品〜

RAOUL BJORKENHEIM
/The Sky Is Ruby
(CD/TumRecordsOy)(Finland'07)
近年ではSCORCH TRIOの活動で知られる、北欧きってのアヴァン・ジャズギタリスト:ラウル・ビョーケンハイムが作曲し、フィンランドを代表するビッグバンド:UMO JAZZ ORCHESTRAと共演したアルバム。ソロ・プレイヤーとしてサックス/フルート、ピアノ/ハープ奏者も加わり、70年代初期の北欧を思わせる硬派なジャズを基調に、KING CRIMSON/ZAPPA風味や、フリー&シリアス色を加味した、厚くダイナミックなサウンドを展開しています。キース・ティペットを思わせる場面も多い、アヴァン・ジャズの傑作。

〜コーカサスにも参加のマルチ・プレイヤーによる、初期クリムゾン系ルーツのポスト・プログ寄りうたものの傑作!〜

RHYS MARSH
/Sentiment

(CD/ベル・アンティーク)(Norway'14)
ホワイト・ウィロー/ウォブラー周辺でも活躍し、近時では、話題の新バンド、コーカサスにも参加している、ノルウェー拠点の英国人シンガー/マルチ・プレイヤー、ライス・マーシュ。これまでのリーダー作は、全てバンドTHE AUTUMN GHOSTを率いてのものでしたが、今回、一人マルチ&ヴォーカルによる初の完全ソロ作が登場です。D.シルヴィアン系の耽美なヴォーカルと、メロトロン音もたっぷりのポスト・プログ/叙情エレポップ寄りのサウンドが織り成す、正にセンチメンタル&スペイシーな歌物は高品質。S.ウィルソンというより、初期クリムゾン・ルーツの傑作!

〜「コーカサス」にも参加するライス・マーシュの新作!〜

RHYS MARSH AND THE AUTUMN GHOST
/Trio

(2CD/Autumnsongs)(Norway'13)
ノルウェー拠点の英国人シンガー/ギタリストにして、コーカサス等、ホワイト・ウィロー周辺でも活躍するライス・マーシュの「The Blue Hour」('12)に続く4作目。本作はタイトル通りel-p、drとのトリオ編成(+ゲストfl)によるスタジオ・ライヴ的な録音で、各4曲入りのCD2枚組(トータル64分)となっています。ポーキュパイン・ツリー/スティーヴン・ウィルソン的な叙情ポスト・ロック寄りのうたものを基本としつつ、「リザード」クリムゾン風のパートや、ジャーマン・ロック/クラウト調のインストCD2-M1、更にはカンタベリー・ジャズ系まで、全体にバンド/ロック色を押し出した仕上がりです。ダイナミックな好内容力作!

〜叙情派ポスト・ロック+「リザード」期クリムゾン的!〜

RHYS MARSH AND THE AUTUMN GHOST
/The Blue Hour

(CD/ベル・アンティーク)(Norway'12)
英国出身で、現在はノルウェーを拠点にしているシンガー/マルチ・プレイヤー、ライス・マーシュの、「ダルシマ」('09)に続く新作3rd。今回もホワイト・ウィローのレーベルTermoからのリリースです。ブラス・セクションや、ウォブラーのL.F.フロイスリーによるメロトロン(チェンバリン)を交えたバンド・スタイルにて、叙情派ポスト・ロック色と「リザード」期クリムゾン風のプログレッシヴ性が共存した、ダークで耽美的な歌物をよりダイナミックに展開しています。NO-MAN、BLACKFIELD、或いは近年のアネクドテン等のリスナーは注目と言える、高水準傑作!

〜BBTに正式加入した元ビアードフィッシュの俊才R.ショブロムの、実質的ソロ・プロジェクトが始動!〜

RIKARD SJOBLOM'S GUNGFLY
/On Her Journey To The Sun

(2CD/Sony Music)(Sweden'17)
解散したビアードフィッシュの中心メンバーとして活躍し、現在は英のビッグ・ビッグ・トレインに正式参加している俊才、リカルド・ショブロム(vo, g, etc.)の、実質的なソロ・プロジェクト、GUNGFLYの'17年新作3rd。完全一人マルチのトラックからバンド・スタイルまで、様々な編成での録音にて、フロイド、GG、ジェスロ・タル等'70sブリティッシュ・ルーツの、テクニカルかつブルージーなうたものシンフォニックを今回も展開しています。ビッグ・ビッグ・トレイン加入を意識したか、従来以上にジェネシス/イエス系の色合いもした、聴き応え十分の快作です!前2作からセレクトされた14曲入りボーナス・ベストCDをカップリングした2CD、デジパック仕様限定エディション!

〜ビアードフィッシュの中心人物による、屈折レトロ&ブルージーな'70s風プログ・ポップ/うたもの!〜

RIKARD SJOBLOM
/The Unbendable Sleep

(CD/Gungfly Productions)(Sweden'16)
既に8枚のアルバムをリリースし、確固たる評価を得ているスウェーデンのプログレッシヴ・バンド、ビアードフィッシュ。その中心人物(kbd/g/vo)であるR.Sjoblomの、「Cyklonmannen」('06)以来となる2ndソロ。自らのマルチ多重/vo+リズム隊によるバンド・スタイルを基本に、バンド本体の音楽性から屈折したポップ感とブルージー&レトロな'70sロック・テイストを抽出したようなうたもの作となっています。ZEP、フロイド、イエス、GG等ルーツの、オルガンやアコギも活躍する、ブルージーかつメリハリの効いた音像は、技巧とセンスに裏打ちされた物。新鮮味・面白味とも十分の注目快作です。メロトロン音も有り!

〜ビアードフィッシュの中心人物R.Sjoblomの、こちらは1stソロ作!〜

RIKARD SJOBLOM
/Cyklonmannen

(CD/No Budget Hi-Fi)(Sweden'06)
ビアードフィッシュの中心人物が'06年にリリースした1stソロ!屈折レトロ&チェンバー・ポップ的、才気炸裂の好内容!お見逃しなく!

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