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REVIEW ARCHIVES:SCANDINAVIA T
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

〜ユッカ・グスタフソンが3曲に参加した、フィンランドのギタリストの'78年作!〜

T.T. OKSALA
/Radio Storm

(CD/Rocket)(Finland'78)
'80年代以降は、プロデューサーとして数多くのロック・バンドを手がけたフィンランドのギタリスト、T.T. OKASALA('10年に他界)の'78年1stソロが初CD化。自らのg/syn/p/vo(英語)とb,drのトリオ・バンドを基本に、3曲にユッカ・グスタフソン(org)も参加しての録音です。全8曲中、半分の4曲はインストで、曲想もグラム〜NW風ポップこそあるものの、半分以上はピンク・フロイド系スペイシー・プログレッシヴ及びジャズ・ロックが占めています。グスタフソン参加曲がとりわけ聴きものの、掘り出し物的秀作!

〜フィンランドのシンフォニック系タブラ・ラサの2タイトルが紙ジャケ/リマスター再発!〜


タブラ・ラサ
/白夜の幻想
/月の優美な罠と舞踏

(CD/Arcangelo)(Finland'75,'76)
フィンランド'70年代きってのシンフォニック・ロック・バンド、タブラ・ラサの1stと2ndが、国内のArcangeloより紙ジャケット/SHM-CD/リマスターにて再発しました!WIGWAMのジャズ色の代わりにハード色を加えたような音で、サイケ/ポップ/ハードといった諸々を叙情的に仕上げた印象です。1stではフルートをフィーチャー。2ndではフルートはないもののシンフォニック色が強まり、キャメル〜カイパ系の手触りになっています。

〜フィンランド産、ラジカル・トラッドよりプログレッシヴ/チェンバー新鋭ファースト・フル!〜

TAINATAR
/Hamaran Juhlat
(CD/Taina Kilta)(Finland'09)
フィンランドで'01年に結成され、シングル一枚をリリースしていた、ラジカル・トラッドよりプログレッシヴ/チェンバー・バンドのファースト・フル。北欧然としたトラッド風メロディの中にキュートな魅力も見せる女性ヴォーカルをフロントに、リピダル/ホールズワース影響下のギター、p、ゲストサックス/フルート等をフィーチャーした楽曲は明確にプログレッシヴ・サイドからのアプローチによるユニークなもの。時に佐村〜マグマ系を思わせつつも、あくまで軽やかでキャッチー、それでいて屈折したサウンドは非常に高品質です。注目の新鋭!

〜フィンランド産、ほとんどヘヴィ・シンフォなオルタナ・バンド!〜

TAIPUVA LUOTISUORA
/8

(CD/Nordic Notes)(Finland'13)
フィンランド産、vlnやカンテレ(ハープ風の民族弦楽器)もフィーチャーしたインスト6人編成による、オルタナティヴ/レトロ・モダン系ヘヴィ・プログレッシヴ・バンドの、「IV」('09)に続く新作5th。今回はSF風のジャケット・イラストの通り、HAWKWIND〜オズリック・テンタクルズ等を思わせるスペース・ロック/サイケ色と、Vertigo調のメタリックなヘヴィネスを押し出した音像です。オルガン、シンセといったアナログkbdもふんだんに使用された、トリップ・クリムゾン的ムードも魅力の傑作です!

〜フィンランドより、ヘヴィ・インスト・プログレ新鋭の4th!カンテレ、ヴァイオリン、チェロ入り退廃叙情派傑作!〜

TAIPUVA LUOTISUORA
/IV
(CD/KAAKAO Records)(Finland'09)
フィンランド出身、03年にデモEPをリリースし、04年にデビューした若手モダン・プログレッシヴ・バンドの、3年ぶり4thアルバム。北欧の民族弦楽器であるカンテレに、ヴァイオリン、チェロ、アナログ・シンセもフィーチャーした、ユニークかつマルチフルな6人編成(+ゲスト)にて、オルタナティヴ/ポスト・ロックと言うよりも、プログレッシヴそのものと言える叙情的かつダイナミックなインストを展開しております。クリムゾン系ヘヴィ・シンフォとクラウト・ロック/トリップ風味、ISILDURS BANE的シリアス/チェンバー色が交錯する、北欧退廃派リスナーのみならずオススメの傑作です!

[入荷速報]ノルウェー産、フロイド、ポーキュパイン・ツリー、ジェネシス・ルーツのダーク・メロディック・シンフォ1stフル!正に重厚イマジナリーな傑作!

TAMMATOYS
Conflict

(CD/Apollon:Prog)(Norway'20)
ノルウェーで'99年に結成、これまでに2枚のEPを出している、ダーク・メロディック・シンフォニック・バンドの1stフル。英語ヴォーカル/キーボード、トリプル・ギター、ベース、ドラムの6人編成(+ギター)にて、ピンク・フロイド、ポーキュパイン・ツリー、ジェネシス等ルーツの、SEも多用した、イマジナリーかつダイナミックなサウンドを展開しています。メロトロン音含むキーボード、泣きのギターの交えた、ポーランドのビリーヴ辺りも思わせる、重厚な仕上がりの秀作です!

〜フィンランド'70sを代表する名バンドの、スウェーデンのみで出た'71年の2nd!ブラス、英語vo/per入り、シカゴ、サンタナ系ルーツのサイケ/ニュー・ロック大力作、限定再発!

 

TASAVALLAN PREIDENTTI
Tasavallan Presidentti

(CD/Svart)(Finland'71)
フィンランド・プログレッシヴのパイオニアとして、ウィグワムと並ぶ存在だったバンドの、こちらは当時('71)スウェーデンのみで出た、単独名義での2ndアルバム。ブラス、英語ヴォーカル、パーカッションもフィーチャーした、シカゴ、サンタナ等ルーツのブルージー・サイケ+ブラス/ニュー・ロックをパワフルに展開している。看板ギタリスト、ユッカ・トローネンも暴れまわる、エネルギッシュな大力作である。デビュー50周年('19)限定再発。

〜'70sフィンランドを代表する名バンドの、こちらは何と、ほぼ未発の'72年ラジオ・ライヴ音源3種を纏めた2CD!名盤「Lambertland」の楽曲をさらなるパワーでプレイした名演!

 

TASAVALLAN PREIDENTTI
Live In Lambertland

(2CD/Svart)(Finland'19)
ユッカ・トローネン(el-g)をフィーチャーした、フィンランド'70sきっての名バンド、タサヴァラン・プレジデンティの、こちらは、'72年の傑作3rd「Lambertland」リリース時のラジオ・ライヴ音源3種(7月、8月、9月)を纏めた、ほぼ未発の2CD。トータル約100分。同作のほぼ全曲(2回入っているものも多い)が聴け、サックス、英語vo/perも交えた、時にコロシアム系を思わせる、ブリージーなサイケ・ジャズ・ロックをスタジオ以上のエネルギーで展開した名演集である。

〜これは注目!ホワイト・ウィローのJ.H.ルーポの実質完全ソロ・プロジェクトの1st!ホラー系コンセプトによる、ポスト・ブラック・メタル+ヴィンテージ・プログ傑作!

 

TELEPATH
Mental Mutation

(CD/Apollon)(Norway'19)
ホワイト・ウィロー、ジ・オピウム・カルテルの中心人物、ヤコブ・ホルム・ルーポの新プロジェクト、1st。1曲にL.F.フロイスリー(ウォブラー)、1曲にギタリストが参加している以外は、全てルーポ自身のマルチ多重録音(syn,g.b.programming,vo,etc.)で、実質的な完全ソロ作である。ホラー系のコンセプトにて、所謂ポスト・ブラック・メタルと、ヴィンテージ・プログ、シンセ/エレクトロを混在させたサウンドを展開。妖しくヘヴィな、ほぼインストの傑作に仕上がっている。

[入荷速報]ご存知・ノルウェーの偉才ギタリスト、テリエ・リピダルの記念すべき1stソロ!('68)当時としては驚くほど先進的な、サイケ・ジャズ/サントラ風の高品質サウンド!紙パッケージ、リマスターの、'18限定盤!

TERJE RYPDAL
Bleak House

(CD/Elemental Music)(Norway'68)
ご存知・ノルウェーの偉才ギタリスト、テリエ・リピダルの、記念すべきソロ・デビュー作('68)。ヤン・ガルバレク含むブラス、オルガンも交えた、ジャズ・ロックと言うよりも、サイケ/ブルース、ニュー・ロック、ブラス・ジャズ、サントラ風味等が混然となった、レトロかつ、時期を考えるとかなり先進的な内容です。当時の英米系に、全く引けをとらない、高品質な傑作。'18再発盤、紙パッケージ、リマスター、限定盤。

〜以前の1CDではカットされていたD面を加えた完全版にて、リピダルの傑作が再発! ボーナス・ディスクには未発ライヴを収録!〜

TERJE RYPDAL
/Odyssey

(3CD/ECM)(Norway'75)
北欧が生んだ孤高のジャズ・ロック・ギタリスト、テリエ・リピダルが、「When Ever〜」に続き'75年にECmからリリースしたアルバム「Odyssey」の拡大版3CDボックス。既発1CDではカットされていた、LP(元々は2枚組)の旧D面を加えた、本編の完全版2CDと、翌'76年にバンド+スウェーデン・ラジオで行われた未発ライヴ1CDのセットです。旧D面を占めていた23分強の"Rolling Stone"は、本編中で最もロック色の強い名演。そして未発ライヴは、ほぼ全曲未発曲で、ド迫力のオケとの絡みも聴き物の貴重な内容。正に充実のリリース!

<BOX内容>
CD1&2「Odyssey」完全版
既発1CDではカットされていた、LPの旧D面を占めていた23分強のナンバー"Rolling Stone"を含めた2CD復刻! マイルス系をルーツとしつつ、ダーク&イマジナリーな空間アンビエント的リピダル・ワールドを展開した、本編にあって最もロック寄りのナンバーです。改めて、全盛期リピダルならではの名作!
CD3「Unfinished Highballs」('76未発ライヴ)
スウェーデンのラジオ局に残されていた、'76年のライヴ音源。「Odyssey」と同じkbd,b,dr(トロンボーン奏者は不参加)のバンドに、スウェーデン・ラジオ・ジャズ・グループ(ブラス・ビッグ・バンド)が加わっての録音です。楽曲は、このライヴの為に用意された未発曲中心(M4のみ、後に「Waves」に入るモチーフ使用)で、迫力の有るジャズ・オケとの絡みから、スリリングなギターの弾きまくりまで、貴重な名演!(7曲68分)もちろん、音質も極上です!

[入荷速報]今回のリピダルは良いです! '70年代の作風に回帰! 「Whenever〜」から「Waves」に到る時期のテイストで、収録時間もLP並の6曲35分! スターレ・ストロッケン(elephant 9/kbd)参加、メロトロンも飛び出す、正に会心傑作!

TERJE RYPDAL
Conspiracy

(CD/ECM)(Norway'20)
ノルウェーが生んだ偉才ギタリスト、テリエ・リピダルの、ソロとしては「Melodic Warrior」('13)以来となる新作。今回は、スターレ・ストロッケン(kbd/SUPERSILENT,elephant 9)及びb、dr を迎えた4ピース・バンドにて、何と、「Whenever 〜」('74)〜「Waves」('78)に到る時期の作風に回帰しています。あの甘美なトーンのギターによる空間系から、マハヴィシュヌ風のヘヴィなジャズ・ロックまで、収録時間もLP時代を意識した?全6曲、35分。メロトロンまで飛び出す、正に会心の傑作です!

[入荷速報]ノルウェーが生んだ偉才ギタリスト、テリエ・リピダルのECMデビュー作、'71年!エレクトリック・マイルス直系の傑作!再発!

TERJE RYPDAL
Terje Rypdal

(CD/ECM)(Norway'71)
ノルウェーが生んだ偉才ギタリスト、テリエ・リピダルの、「Bleak House」('68)に続く2ndソロにして、ECMからのデビュー作となる'71年作。管、エレ・ピ、パーカッション含む大編成で、素晴らしい1曲目に象徴される、エレクトリック・マイルス直系のサウンドを展開しています。ヤン・ガルバレク(sax)も参加。未だサイケ色を残しつつ、あの音色に近づきつつ有るギター・プレイも印象的な傑作です!二つ折りデジスリーヴ仕様での再発。

[入荷速報]荒涼たるメロトロン!ノルウェーの偉才ギタリストの'74年作にして、最もプログレ・ファン向きの人気作が再発!鬼気迫るジャズ・ロック+メロトロン!

TERJE RYPDAL
Whenever I Seem To Be Far Away

(CD/ECM)(Norway'74)
ノルウェーの偉才ギタリスト、テリエ・リピダルの、「What Comes After」('74)に続く、ECMからの3枚目(通算4作目)となるソロ。ベース、ドラム、フレンチホルン、エレピ/メロトロンとの編成で、ポポル・エースのPeter Knutsen による、大胆なメロトロンの導入により、古くからプログレ・ファンの間で人気の高い作品が、久々の再発。マイルス系の、鬼気迫るジャズ・ロックに切り込む荒涼たるメロトロンのインパクトは絶大で、冷気漂う代表作にして大名盤!二つ折りデジスリーヴ。

[入荷速報]ノルウェーの偉才ギタリスト、こちらは、イマジナリーなアンビエント・ジャズ寄りの'80年作!上品な空間性と躍動感が共存の、これまた傑作!!

TERJE RYPDAL
Descendre

(CD/ECM)(Norway'80)
ノルウェーが生んだ偉才ギタリスト、テリエ・リピダルの、こちらは'80年、ECMからの作品。デンマークのトランペット/フリューゲルホルン奏者 Palle Mikkelborg と、故・Jon Christensen (ドラム、パーカッション)とのトリオで、自らはギター、キーボード、フルートをプレイ。上品なECMらしい空間性と躍動感が共存した、アンビエント・タッチのジャズを展開しています。独特の音色の浮遊するギターも交えた、イマジナリーな、これまた傑作です!二つ折りデジスリーヴで再発。

[入荷中・ベル・アンティーク国内盤]フォーカスに強く傾倒する多国籍バンド、セカンド!"フォーカス愛"に溢れた傑作!マルコ・ミンネマン、キクラテメンシスの鈴木和美らがゲスト参加!

テクセル
メトロポリタン

(CD/Belle Antique)(Denmark,U.K.'21)
フォーカスに強く傾倒するキーボード奏者とギタリストが中心となり、デンマークとイギリスにまたがって結成されたテクセルのセカンド・アルバム。ドライヴするオルガン、優美なフルート、泣きのギターが合わさって再結成以降の本家フォーカス以上に、あのドラマティックで気品豊かなフォーカス・サウンドを継承した作風は健在。本作ではレギュラー・メンバー5人に加え、キャメル他で活躍する才人ピート・ジョーンズ、天才ドラマー、マルコ・ミンネマン、日本のキクラテメンシスのフルート奏者、鈴木和美等をゲストに迎えて、よりダイナミックなロック感も強まった圧倒的な出来!

〜ヨナス・レインゴールド&ロイネ・ストルトを中心とした、『フラキン流ジャズロックバンド』デビュー!〜

3rd WORLD ELECTRIC
/3rd WORLD ELECTRIC
(CD/ReingoldRecords)(Sweden'09)
70年代のジャズ・ロック/フュージョンに触発された音楽を演奏すべく、THE FLOWER KINGS〜KARMAKANICのヨナス・レインゴールド(b)と、御大ロイネ・ストルト(g)が中心となり、ゾルタン・チョース(dr)、ラレ・ラーション(ELECTROCUTION 250他/kbd)、デイヴ・ウェックル(Chick Corea Electreic Band/dr)ら凄腕ミュージシャンを迎えて制作したニュープロジェクト・バンドのデビュー作。メロディアスなサックスも交えた、Return To Forever、後期Weather Report、Mahavishnu Orchestraなどルーツの(故.ジョー・ザヴィヌルに捧ぐ曲もあり)クロスオーヴァー/ジャズ・ロックサウンドを明確に打ち出しており、この筋にあっては初の試みと言える注目作。テクニカルかつグルーヴィーな中にもハートフルな色も強く、ストルトらしさも十分に感じられる会心の一作。フラ・キン・ファンはもちろん、ジャズ・ロックリスナーは見逃せないアルバムと言えましょう!

〜WOBBLER / WHITE WILLOWのキーボード奏者、ラーシュ.F.フロイスリーの別プロジェクト!〜

THREE WINTERS
/Chroma

(CD/Termo)(Norway'15)
ウォブラー/ホワイト・ウィローのL.F.フロイスリーが、syn/g、syn/ヴォコーダーetc.と組んだ、トリオ体制によるシンセ・サウンド・プロジェクトのデビュー作。いわゆるジャーマン〜タンジェリン系ではなく、'80年代風の打ち込みリズムも交えた、妖しくダークな冷気ただようイメージの音像は、むしろゴブリン系サントラや、一時のヴァンゲリス辺りに通じる物。メロトロンも使用されており、シンフォニック・サイドからのアプローチの「シンセ物」として上質、かつイマジナリーな仕上りの注目・力作!

〜メロトロンが炸裂のフィンランド産マルチ・プレイヤーによるソロ2作目!〜

TIME TRAVELLER
/Chapters III & IV

(CD/Presence Records)(Finland'11)
フィンランドのギタリスト/マルチ・プレイヤー、J.Nisulaのソロ・プロジェクトによる2ndアルバム!dr/per及びゲストとしてクラビネットやsaxを加えて、スペイシー&ハードなレトロ・タッチのインスト・プログレッシヴ・サウンドを展開しています。ジャズ・ロック色は多少薄まり、サイケ風味の増した曲調の中、オルガン、粘っこいギター、そしてメロトロンが炸裂する会心の傑作です!

〜フィンランドのg/kbdプレイヤーによる、'70s風ジャズ・ロック+シンフォニックの傑作!〜

TIME TRAVELLER
/Chapters (CD/Presence Records)(Finland'08)

フィンランドのギタリスト/マルチ・プレイヤーJuhani Nisubがdrを除き、ほぼすべて一人で作り上げた、シンフォニック/ジャズ・ロック・インスト作。ジェフ・ベック系もルーツとしつつ、キャメル、ハケット等に通じるギター・ワークと、メロトロン、モーグ等ヴィンテージ・キーボードを押し出した、レトロかつダイナミックな楽曲は高品質です。ホールディング・パターンとヴァーティゴ系をミックスしたかのごとき、個性十分の傑作!

【特集入荷・Tirill Mohn】ティリル・モーンのニュー・リリースは、'11年作の4曲を、女性vo、チェロ、アコギのトリオが演奏したミニ!シリアスな傑作!

TIRILL MOHN
Three Love Songs And A Swan Song

(CD/Fairy Music)(Norway'22)
ホワイト・ウィローの1stに参加 (そこではvln、アコギ)の女性マルチ奏者/シンガー/コンポーザー、ティリル・モーン。ソロ・プロジェクト、TIRILL の'11年2nd「Nine〜」の10周年を記念して、同作収録の4曲を、女性ヴォーカル、チェロ、アコギの室内トリオ(ティリル自身は演奏していない)が演奏した、ミニ・アルバム。(17分) シリアスで、しっとり美麗な、ロリーナ・マッケニット+スパイロジャイラ3rd的ムードは、ここでも絶品、傑作です!

〜シリアス、そしてファンタジック!WHITE WILLOW にも参加歴のある女性シンガー/マルチ奏者の最新作4th!ハープ、カンテレ等のシンプルなバッキングにて、ロリーナ・マッケニット+スパイロジャイラ3rd的、素晴らしく深みのある音世界を展開する大傑作!

 

TIRILL
Said The Sun To The Moon

(CD/Fairy Music)(Norway'19)
ホワイト・ウィローの1st「Ignis Fatuus」('95)に参加歴のある(そこではvlnとアコギをプレイ)女性シンガー/ソングライター/マルチ奏者、ティリル・モーンのソロ・プロジェクトの、「Um〜」('13)に続く最新作4th。自らのvo/アコギに、ハープ、カンテレ、ダブルベース、チェロ、vln、等が加わったシンプルかつ深みのある音像は、シリアスにしてファンタジック。ロリーナ・マッケニットに通じるムード(英語vo)を基調に、イングランド・トラッド・ルーツの夢幻的パートが、時にスパイロジャイラの3rdすら想起させる、素晴らしくイマジナリーな大傑作です。

〜繊細かつミステリアス!ノルウェー産、ロリーナ・マッケニット+スパイロジャイラ3rd的、ファンタジックなプログ・フォーク女性シンガー、ソロ・プロジェクトの、こちらは'13年3rd! 当店初入荷! しっとりメランコリックな、これまた傑作! メロトロン入り!

 

TIRILL
Um Himinjodur

(CD/Fairy Music)(Norway'13)
ホワイト・ウィローの1stに参加歴の有る(そこではvln、アコギをプレイ)女性シンガー/ソングライター/マルチ奏者、ティリル・モーンのソロ・プロジェクトの、こちらは'13年3rd。当店初入荷。自身の英語vo/マルチプレイに、kbd、b、el-g、ツィンバロム、更に一部にメロトロンが加わり、ミステリアスかつメランコリックなプログ・フォークを、しっとり繊細に展開しています。所謂北欧色よりも、英国〜ケルト風味が強く、ロリーナ・マッケニットとスパイロジャイラ3rdを繋ぐような、これまた秀逸な仕上がりの一枚です!お見逃し無く!

〜ホワイト・ウィローの1stに参加歴のある女性シンガー/マルチ奏者の、こちらは'11年の2nd! しっとりミステリアス&ファンタジックなコンセプチュアル・アルバム!イングランド・トラッド風味の、ロリーナ・マッケニット+スパイロジャイラ3rd的サウンドを確立した秀作!

 

TIRILL
Nine And Fifty Swans

(CD/Fairy Music)(Norway'11)
ホワイト・ウィローの1stに参加歴のある(そこではvln、アコギをプレイ)女性シンガー/ソングライター/マルチ奏者、ティリル・モーンのソロ・プロジェクトの、こちらは'11年2nd。自らの英語vo/マルチプレイ(メロトロンも含む)に、男性vo、fl、g、等が加わって、W.B.Yeatsのポエトリーにインスパイアされた、繊細かつドリーミーなプログ・フォーク・サウンドを展開しています。イングランド・トラッド風味の強い、ロリーナ・マッケニット+スパイロジャイラ3rd的サウンドを確立した、こちらも見逃せない秀作です!

〜ホワイト・ウィローの1stに参加歴の有る、女性シンガー/マルチ奏者の、こちらは'03年の1stの、タイトル改変、ニュー・ジャケット、ボーナス3曲追加エディション!初期クリムゾン風味等、最もプログ色濃厚なフォーク・サウンド! 甘い歌声も魅力の秀作です!

 

TIRILL
Tales From Tranquil August Gardens

(CD/Fairy Music)(Norway'03)
ホワイト・ウィローの1st「Ignis Fatuus」('95)に参加歴の有る女性シンガー/ソングライター/マルチ奏者、ティリル・モーンのソロ・プロジェクト、TIRILL。こちらは、「A Dance With Shadows」として'03年に出た1stアルバムの、タイトル変更、ニュー・ジャケット(デジパック)、ボーナス3曲追加の、'11年再発エディションです。初期ホワイト・ウィローのアコーステック面を思わせる曲や、初期クリムゾンのルーツが伺えるナンバーも有り、後に比べて最もプログレッシヴ寄りのフォーク・サウンドになっています。甘い歌声も魅力の、これまた秀作!

〜元ホワイト・ウィローの女性シンガーをフィーチャーしたゴシック・フォーク・ユニット最新作!〜

TIRILL
/Nine And Fifty Swans

(CD/Fairy Music)(Norway'11)
ホワイト・ウィローの初代シンガーだった女性ヴォーカリスト、Tirill Mohnの実質ソロ・プロジェクトの新作2nd。しっとりした英語voを中心に、アコギ,フルート,per,チェロ等を交えた、ダーク&ミステリアスな耽美派フォーク・サウンドをたっぷり展開しています。ゴシック/シンフォ系女性voマニアも注目の傑作!

〜元ホワイト・ウィローの女性シンガーをフィーチャーしたゴシック・フォーク・ユニットの1st再発!〜

TIRILL
/Tales From Tranquil August Gardens

(CD/ Fairy Music)(Norway'03)
元ホワイト・ウィローの女性シンガー、Tirill Mohnをフィーチャーした、ゴシック・フォーク・ユニットの1st。元は'03年に「A Dance With The Shadows」として出ていたもので、今回、ジャケ/タイトル、デジパック、ボーナス3曲追加にてリイシュー。サイケ/プログレ風味のしっとりイマジナリーな音世界が味わえる良作です!

〜トマス・ボディーンの新作ソロは、バンド名義にて。シンフォニック色を存分に押し出した充実作〜

TOMAS BODIN(Eggs&Dogs)
/You Are

(CD/BelleAntique)(Sweden'09)
言わずと知れたTHE FLOWER KINGSのキーボード奏者:トマス・ボディーンの新作は、EGGS&DOGS名義でのリリース。前作ソロ『Cinematograph』は完全ソロによる仮想サウンドトラック的作風でしたが、今回は「I Am」からの三部作のパート2となっており、シンフォニック色を押し出しています。元FLOWER KINGSのM.ストルト(vo、b)、M.リルジェクイスト(dr/per)、J.J.マーシュ(g/グレン・ヒューズ・バンド)を迎えての演奏は、YES、GENESIS、QUEEN、BEATLES、PINK FLOYDなどをルーツとした、華麗かつキャッチーなもの、ラストの21分に及ぶ大曲も素晴らしいアルバム!

〜前作ソロアルバムも再入荷!マルチ多重録音による仮想サントラ的コンセプトの良作!〜

TOMAS BODIN
/Cinematograph
(CD/HeliconHouseRecords)(Sweden'08)
THE FLOWER KINGSのキーボード奏者:トマス・ボディーンの08年ソロアルバム。完全ソロのマルチキーボード多重録音が主体となっており、タイトル通りシネマティックでイマジナリーな、ゆったり広がりを見せるシンフォニック・サウンドを全3曲、50分強に渡って展開しています。時にPINK FLOYD、THE ENID、VANGELISなどを思わせる音像に、北欧然とした暖かいメロディを交えた、ボディーンならではの味に溢れた秀作。

〜北欧サイケデリックのレジェンド、トラッド・グラスのラスト・リリースとなる?新作!〜

TRAD GRAS OCH STENAR
/Tack For Kaffet/So Long

(CD/Gashud, Subliminal Sounds)(Sweden'17)
INTERNATIONAL HARVSTER 〜 HARVESTERから改名、'07年には奇跡の来日公演も行なった、北欧サイケデリックの伝説的バンド、トラッド・グラス・オック・ステーナー。本作は、'10年と'12年にそれぞれ亡くなったベーシストとドラマーに捧ぐべく、'06年/'12年のレコーディングを編集した、オリジナル・メンバーによる最後のリリースというべき一枚です。まさに'60s末の空気感そのままの、ダウナーに広がる反復インスト・ロック・サウンドは、ジャーマン系リスナーにも向く非常に魅力的なもの。フロイド・ルーツも感じさせる秀作です!

〜北欧サイケの名バンドの2ndと3rdカップリングに、同時期の未発ライヴを収録したボーナスCDつきの3CD仕様盤!〜

TRAD GRAS OCH STENER
/Trad Gras Och Stener

(3CD/Kemado Records)(Sweden'71/'72)
北欧サイケデリックを代表する名バンド、スウェーデンのトラッド・グラス・オック・ステーナーの、'71年2nd「Djungelns Lag」と、'72年3rd「Mors Mors」のカップリング再発。いずれもリリース年のライヴ録音によるものでしたが、何と今回、同時期('71/'72)の未発表ライヴ・トラックスを収めたボーナスCD「Kom Tillsammans」をカップリングした3CD仕様です。アモン・デュールばりの野蛮なヘヴィ・ロックから、フォーク調+フロイド的ダウナー・サウンドまで、正にアンダーグランドなサウンドが充満。北欧〜ジャーマン・サイケ系リスナーは要チェックです!

【入荷速報】圧倒的ヴォリュームとスケール! 現代プログレッシヴのスーパー・バンド、'22ツアー・ファイナル、パリ公演3CD+BD! 感動の170分!

TRANSATLANTIC
The Final Flight : Live At L'Olympia

(3CD+Blu-ray/Inside Out)
(Sweden,U.S.A. & U.K.'23)

ニール・モーズ、ロイネ・ストルト、ピート・トレワヴァス、そしてマイク・ポートノイという、現代プログレッシヴのスーパー・バンド、トランスアトランティックが、「The Absolute Universe」リリースに伴い行った'22年ツアーのファイナル、7月28日フランス、パリ L'Olympiaでのライヴを収めた3CD+Blu-ray (同内容、170分)。テッド・レオナルド(スポックス・ビアード)をサポート・メンバーで加え、「The Absolute Universe」完全再現をメインに、旧曲もリアレンジ/メドレー化して、たっぷりこってり、圧巻のヴォリュームとスケールの演奏。あらゆる点で文句なし、ただただ感動の名演です!

〜'10年5月ロンドン公演収録の2枚組DVD及び3枚組CD!『Whirlwind』完全再現を含む圧倒的パフォーマンス!〜

TRANSATLANTIC
/Whirld Tour 2010 -Live In Shepherd's Bush Empire London-

(USA-UK-Sweden'10収録/BelleAntique/Radiant)
(ノーマル・エディション:2DVD[NTSC])
(スペシャル・エディション:2DVD[NTSC]+3CD)
(3CDエディション[DVDなし])

09年に8年ぶりとなる復活3rdアルバム『The Whirlwind(旋風)』をリリースした、ニール・モーズ(ex SPOCK'S BEARD)、ロイネ・ストルト(THE FLOWER KINGS)、ピート・トレワヴァス(MARILLION)、マイク・ポートノイ(ex DREAM THEATER)の4人から成る現代プログレッシヴ・ロックのスーパー・グループ:トランスアトランティック。同作リリース後の2010年5月にロンドンで行なわれたコンサートを完全収録した2枚組DVD、及び同音源を収録した3枚組CDが登場です!PAIN OF SALVATIONのダニエル・ギルデンロウをサポートに迎え、全1曲の大作だった『The Whirlwind(旋風)』のフル演奏をはじめ、1st/2ndの主要曲もたっぷりプレイ。また、ドキュメンタリーやバンド・インタビューも収録。さらには、ボーナス・トラックとして、2010年7月のHigh Voltage Festivalにおけるスティーヴ・ハケットとの共演「The Return Of The Giant Hogweed」を収録!圧倒的なスケール感と演奏力に彩られたパフォーマンスは、全シンフォニック・リスナー必見・必聴です!お見逃しなく!!

〜スーパーグループ:トランスアトランティック、新作3rd!77分に及ぶ超大作曲で展開される圧倒的スケール!〜

TRANSATLANTIC
/The Whirlwind(旋風)


ノーマル・エディション(CD/InsideOut)(USA-UK-Sweden'09)
ノーマル・エディション国内盤(CD/BelleAntique)(USA-UK-Sweden'09)
スペシャル・エディション(2CD/RadiantRecords)(USA-UK-Sweden'09)
スペシャル・エディション国内盤(2CD/BelleAntique)(USA-UK-Sweden'09)

ニール・モーズ(ex SPOCK'S BEARD/kbd.vo)ロイネ・ストルト(THE FLOWER KINGS/g.vo)、ピート・トレワヴァス(Marillion/b)、そしてマイク・ポートノイ(DREAM THEATER/dr)の4人で結成され、リリースされた2作品がいずれも名盤と評された米英瑞典連合スーパーグループ、トランスアトランティック。モーズの引退騒動以降、久しく活動を休止していましたが、このたび遂に復活を果たし、8年振りの3作目となるニューアルバムを発表しました。何と全1曲 77分に及ぶ超大作タイトル曲を収めており、その気迫には驚かされます。華々しいオープニングから、この4人ならではのスリリングなインスト・パート、ロイネがヴォーカルを取るフラ・キン風のパートまで、モーズのソロに近い、YES〜GENESIS系基調&五大プログレバンド総なめのドラマティック&ダイナミックなサウンドは圧巻の一言。健在どころか最高傑作となった、シンフォニック・リスナー必聴タイトル!DISC2に、オリジナル4曲と、GENESIS"The Return of the Giant Hogweed"、PROCOL HARUM"A Salty Dog"、THE BEATLES"I Need You"、SANTANA"Soul Sacrifice"のカヴァー曲4曲を収めたボーナスCD付スペシャル・エディション、2CDにさらにメイキングDVDも付いたデラックス・エディションもあり

〜バルカン〜中近東〜北欧風味を感じさせる、フィンランド産コンテンポラリー・トラッド・ロック・バンド!〜

TRANSKAAKKO
/Kulo
(CD/Transkaakko)(Finland'10)
06年に結成された、フィンランド産エスノ・トラッド/フォーク・ロック・バンドの、恐らく6thフルアルバム。時にコケティッシュな魅力を放つ女性シンガー(母国語)をフロントに、エレキギター、管楽器、フィドル、ドラムスなども交えて、バルカン/中近東風味と北欧色をミックスしたサウンドを展開しています。コンテンポラリーでタイトな音づくりの中にも、エネルギッシュな押しを加えた、ヘヴィさも十分の好内容。レコメン/ラジカル派リスナーも注目です。

〜スウェーデンのヴェテラン、復活後の3作目!メロトロンもたっぷりの泣きのシンフォニック!〜

TRETTIOARIGA KRIGET
/Efter Efter

(CD/Mellotronen)(Sweden'11)
スウェーデン屈指のヴェテラン・バンド トレッティオアリガ・クリゲットの、スタジオ作としては『I Borjan Och Slutet 』('07)に続く、復活後の3作目(未発・ライヴなどを含めると通算11作目)。ハードな色は薄まったものの、特徴的な母国語ヴォーカルと、たっぷりのメロトロンを活かした、北欧ならではの哀愁漂う歌物シンフォニック・ロックを展開しています。初期KING CRIMSON、CAMEL、PINK FLOYDなどをルーツとした、泣きのギターやオルガンも効果的なサウンドは非常に味わい深く。充実の秀作となっています。

〜トレッティオアリガ・クリゲット、初のライヴ・アルバムファン必聴!

TRETTIOARIGA KRIGET
/War Years
(Sweden.'08)(CD/Melletronen)
トレッティオアリガ・クリゲット、初のライヴ・アルバム。レコード・デビュー以前の'71年の演奏をはじめとして、'74、'76、'77、'79、'80、'81(以上Disc 1)、'04、'07(同Disc 2)、各年のライヴが収められている。これまでに発表した9枚のスタジオ盤のほぼ全てから選曲されており、彼らの軌跡とも言える演奏を聴くことができます。スウェーデン語のヴォーカル、攻撃的なベースが印象的なシンフォニック・ロックはアグレッシヴかつテクニカルで、ハードなパート、ポップなパート、リリカルなパート等が無理なく調和している。来日公演に引けをとらない充実した内容の熱演集です!ファン必聴!

〜'80s北欧きっての名バンドによる、M.オールドフィールド・ルーツのケルト・シンフォ色を強めたラスト作にして名作!〜

TRIBUTE
/Terra Incognita

(CD/Sireena Records)(Sweden'90)
'80年代北欧きっての名バンド、トリビュートが、「Live!」('86)に続いてリリースした4th(スタジオ作としては3rd)にして、ラスト・アルバム。長らく廃盤でしたが、独Sireenaより、リマスター/デジパックにて再発です。g/b/p/syn, 女性vo/vibe/fl, 女性vo/ティンパニー/グロッケンetc., アコギ/voの4名+dr, 管, 弦等多数のゲストにての録音となっています。モエルランズ・ゴング風味は薄まり、M.オールドフィールド・ルーツのシリアスなケルト・シンフォニック色を押し出しており、20分強のタイトル大曲はじめ、英のIONAを先取りしたようなところも多い、クラシカル寄りの仕上がり。彼らの音楽性が頂点を極めた名作!合唱/クワイアもフィーチャーされています!

〜ピエール・ムーラン参加の好ライヴ盤!〜

TRIBUTE
/Live !

(CD/Sireena)(Sweden'87)
'80sスウェーデンきってのシンフォニック・バンド、トリビュートが'87年にリリースした3作目にしてライヴ・アルバム。2ndリリース後の'86年のツアーから収録されており、故ピエール・ムーラン(dr)もメンバーとして参加しています。ティンパニやヴィブラフォン奏者もフィーチャーした7人編成にて、マイク・オールドフィールド直系ナンバーからフュージョン・ポップ寄りの面まで、パワフルかつ爽快なインスト主体のサウンドを展開。半分以上がアルバム未収/新曲であり、また、ムーランのドラム・ソロも収めるなど、聴き応え十分の快演です! リマスター/デジパックにて待望の再発!

〜長らく廃盤となっていたトリビュートの2ndが再発! ピエール・モエルランがメンバーとして参加!〜

TRIBUTE
/Breaking Barriers

(CD/Sireena)(Sweden'86)
80s北欧シンフォニックきっての名バンド、トリビュートの'86年2ndアルバム。長らく廃盤で入手困難でしたが、1stに続いて独Sireenaより、リマスター/デジパック仕様にて再発です。本作より故ピエール・モエルラン(dr,vibe,per)がメンバーとして加入、ティンパニー、マリンバ、サックス等を含む7人編成(+ゲスト)での録音。ケルト調のナンバーM5はじめ、マイク・オールドフィールド系ルーツは保ちつつ、より洗練されたジャズ/フュージョン色を交えた、キャッチーな仕上がりです(3曲にvo入り)。完成度の高い秀作!

〜廃盤で入手困難となっていた、北欧のマイク・オールドフィールド系バンドの傑作1stがリイシュー!〜

TRIBUTE
/New Views

(CD/Sireena)(Sweden'84)
マイク・オールドフィールドに多大な影響を受けた親しみ易いサウンドで人気を博し、後に故ピエール・ムーランが参加することでも知られる、北欧'80sシンフォニックの名バンド、トリビュート。彼らが残した4作品(ライヴ含む)は、いずれも廃盤で入手困難になっていますが、今回、独Sireenaより1stアルバムがリマスター/デジパックにて待望の再発。オールドフィールド系のみならず、キャメル、ハットフィールズ辺りのルーツも交えた、管、perc、女性コーラスvo入りの、爽やかにして温かみ溢れる傑作です!

〜一歩間違うと南米青春系?ノルウェー産プログ・ポップ・トリオの傑作NEW!2nd!カンタベリー風味も!

TROYKA
/Tre Ut

(CD/Apollon:Prog)(Norway'19)
デビュー作「I Speilvendrhet」が、「一歩間違うと南米青春系」と評された、ノルウェー産屈折プログ・ポップ kbd トリオの2作目。コーラスも多用した、メロウな母国語voと、レトロな音色のドリーミーなkbdワーク、時にカンタベリー的でも有るジャジーなムードが相まったサウンドは、キャッチーにしてノスタルジック。結果として南米勢や、同郷のNEEDLEPOINT、スウェーデンのDUNGEN辺りを思わせる、秀逸な仕上がりの一枚である。注目のApollonレーベルからのリリース。



〜一歩間違えると南米青春系チックな、トリオ編成による屈折ジャジー・プログ・ポップ!〜

TROJKA
/I Speilvendthet

(CD/Tik Records)(Norway'17)
ノルウェー産、b/vo, dr/per/vo, kbd/voのトリオ編成による屈折ジャジーなプログ・ポップ・バンドのデビュー作。一部に生の管やストリングス、gを交えつつ、レトロ/モンド、哀愁キャッチーな色、さらには叙情面まで、小気味良くユーモラスなタッチで展開しています。変拍子を多用したリズム〜アナログ・シンセ音の浮遊感、母国語voの牧歌性も相まって、時に南米の青春系や、フィンランドのJEAVESTONEあたりも思わせる、とにかく面白味抜群の一枚!

〜これは注目!ノルウェー産、過激な大編成アヴァン・ジャズ傑作!〜

 

TRONDHEIM JAZZ ORCHESTRA&OLE MORTEN VAGEN
/Happy Endings

(CD/Odin)(Norway'18)
ノルウェーのジャズ・ベーシスト/コンポーザー、O.M.Vagenが、トロンハイム・ジャズ・オーケストラ及びS.ストロッケン(ELEPHANT 9/ハモンド・オルガン)、女性スッキャットvo、ツインdrと制作した、アヴァン・ジャズ・ロック作品。M.ウエストブルックやB.ガイの大編成もの、そして時にヘンリー・カウ、ONJを思わせる、ポリリズミック系から即興風まで変幻自在の過激なサウンドを展開している。極めて高水準な、アヴァン系リスナー注目の傑作である。

【入荷速報】これは格好良い! ノルウェー産、ライフタイム、クリムゾン系凶暴ヘヴィ・プログレ・ジャズ・ロック! サックス入り! 2枚同時リリース新作その1!

THE TRONOSONIC EXPERIENCE
The Shadow Vol.I

(CD/Apollon Records:PROG)(Norway'22)
これは格好良い!ノルウェー産、サックス、エレクトリック・ギター入り、ライフタイム、クリムゾン系凶暴ヘヴィ・プログレ・ジャズ・ロック! 2枚同時リリースの新作3rd、こちらは、その1 (7曲34分)。sax/バリトンsax、g/エレクトロニクス、b/エレクトロニクス、dr/per の4ピースにて、Rune Grammofon 勢にも通じる、正に凶暴なサウンドで押しまくる傑作です!

【入荷速報】これは格好良い! ノルウェー産、ライフタイム、クリムゾン系凶暴ヘヴィ・プログレ・ジャズ・ロック! サックス入り! 2枚同時リリース新作その2!

THE TRONOSONIC EXPERIENCE
The Shadow Vol.II

(CD/Apollon Records:PROG)(Norway'22)
これは強烈、格好良い! ノルウェー産、ライフタイム、クリムゾン系凶暴ヘヴィ・プログレ・ジャズ・ロック・バンド! 2枚同時リリースの新作3rd、こちらは、その2 (6曲34分)。凶暴なサックス、サイケなギター、うねるリズム。Rune Grammofon 勢にも全く引けを取らない、まさにアグレッシヴでアヴァンな傑作です! VolTよりも、KC成分強め。

〜ペルシャの神秘主義詩人RUMIをテーマにした、ミステリアスな深み溢れる傑作!〜

TRYGVE SEIM
/Rumi Songs

(CD/ECM)(Norway'16)
ノルウェーのサックス奏者、T.SeimがECMからリリースした新作6th。13世紀ペルシャの神秘主義詩人RUMIをテーマに、メゾソプラノ女性vo(英語vo)をフィーチャーした、シンプルな編成(sax, vo, アコーディオン, チェロ)での演奏を収めています。ジャズ/アンビエント色を下地にしつつ、ECMらしい空間性の中に、クラシカル〜オリエンタル・トラッド色を押し出した、清らかな女性voの魅力が際立つ内容です。まさにミステリアスな、深み溢れる傑作です!

〜'70sスウェーデンきってのアシッド・フォーク女性vo、'71年1st、単体初CD化!紙ジャケ!

 

TURID
Vittras Visor

(CD/Arcangelo)(Sweden'71)
スウェーデン'70年代を代表するアシッド・フォーク女性シンガー、トゥリド。これまでコンピレーションCDは出ていたが単体では未CD化だった初期3タイトルが、国内盤紙ジャケで一挙初CD化された。本作は'71年の1stアルバムで、ソフトかつドリーミーな、アシッド・フォーク色の強い内容である。母国語(一部英語)の美声voと、しっとりしたムードが素晴らしい傑作。'19リマスター、内袋付。

〜'70s北欧の歌姫、トゥリドの、こちらは'73年2nd!英国風味の叙情派フォーク名作!初CD化!

 

TURID
Bilder

(CD/Arcangelo)(Sweden'73)
'70s北欧/スウェーデンきってのフォーク系女性シンガー、トゥリドの、こちらは'73年の2nd。単体初CD化、国内盤紙ジャケ、'19リマスター、インサート付。しっとりドリーミーなムードは保ちつつ、よりブリティッシュ〜シンガー・ソングライター風味の、ピアノ、フルート、ヴァイオリン等もフィーチャーした内容の名作である。メアリー・ホプキンに通じる甘美な歌声(母国語)をたっぷりと。

〜トゥリドの、こちらは'75年の3rd!ラテン色等、より多彩な曲想が味わえる秀作!初CD化!

 

TURID
Tredje Dagen

(CD/Arcangelo)(Sweden'75)
'70s北欧/スウェーデンきってのアシッド・フォーク系女性シンガー、トゥリドの、これまで単品未CD化だった、こちらは'75年サード。国内盤、紙ジャケ、'19リマスター、インサート付。所謂シンガー・ソングライター系ポップ色を増しており、ラテン〜ブラジリアン風味など、より多彩な曲想が味わえる、これまた秀作である。母国語の甘い美声ヴォーカルも健在。

【入荷速報】ウォブラーのL.F.フロイスリー(kbd)が変名で参加! ノルウェー産、ゴング/キャラヴァン+フォーク・サイケ、ヘンテコ・バンド新作10th!

TUSMORKE
Hestehoven

(CD/Karisma)(Norway'23)
ウォブラーのラーシュ・フレドリク・フロイスリー(kbd)が変名で参加している、ノルウェー産、サイケ・ポップ・フォーク+プログレッシヴ・バンドの、「Internett」('22)に続く新作10th。シンガー/フルート奏者をフロントに、怪しくもユーモラスな、ゴング/キャラヴァン+サイケ・フォーク的ヘンテコ・サウンドを今回もたっぷり展開。フルート、メロトロン、最初期フロイド風オルガンも効いた、親しみやすくも変態的魅力の秀作です!

〜ノルウェー産、懐古型プログ・フォーク・バンドの新作は児童向けミュージカル作!面白い!

 

TUSMORKE
Leker For Barn, Ritualer For Voksne

(CD/Karisma)(Norway'19)
ウォブラーのL.F.フロイスリー(kbd)が変名で参加している、メロトロン、フルート、母国語vo入りレトロ・サイケ/プログ・フォーク・バンドの、「Fiernism〜」('18)に続く新作7th。どうやら、児童向けミュージカル作品のようで、子供たちの歌もユニゾンで入り続ける、童謡+オリジナルの内容になっている。可愛らしくも、どこか不気味な、タスメルケならではの面白み溢れる力作である。

〜チャイルド・コーラスも交えた、怪しくもほのぼのとしたサウンド!〜

TUSMORKE
/Bydyra

(CD/Karisma)(Norway'17)
ウォブラーのラーシュ・フレデリク・フロイスリー(kbd)が変名で参加している、ノルウェー産ヴィンテージ・プログ/サイケ・フォーク・バンドのこちらは「Hinsides」('17)に続く、同年リリースの5th(既に6thも出ている模様)。母国語vo, fl, メロトロン等ヴィンテージkbdを活かした、ジェスロ・タル、ゴング、A.ブラウン等ルーツの、怪しくもほのぼのとしたサウンドは、今回、チャイルド・コーラスも交えることで、より童話的ムードを増しています。「帰ってきたヨッパライ」系の変調ヴォーカルもあり。チャイルド系ミュージカル・コンセプト作との事です!

〜北欧フォーク・ルーツも強調された、オルガン、メロトロン等のヴィンテージkbdが大活躍の一枚!〜

TUSMORKE
/Hinsides

(CD/Svart)(Norway'17)
ウォブラー〜ホワイト・ウィローのL.F.フロイスリー(kbd)が変名で参加している、ノルウェー産ヴィンテージ・サイケ・フォーク・プログ・バンド、タスメルケの新作4th。黒死病の大流行から666年という節目という事で、そうしたテーマの大作組曲M5をフィーチャーしています。フルート/母国語voをフロントにした、J.タル、ゴング、A.ブラウン等ルーツの、むしろユーモラスなムードのサウンドは健在ですが、より叙情的な曲調や組曲のシリアスなテイストなど、ダイナミックな仕上り。オルガン、メロトロン等のヴィンテージkbdも大活躍、北欧フォーク・ルーツも強調された、会心の一枚です!

〜アングラ・ムードたっぷりの仕上りを見せる、怪しさ全開のブリティッシュ風サウンド!〜

TUSMORKE
/Fort Bak Lyset

(CD/Svart)(Norway'16)
ノルウェー産、WHITE WILLOWとも交流が有る、レトロ/ヴィンテージ・サイケ・フォーク・プログレッシヴ・バンド、タスメルケの「Riset Bak Speilet」('14)に続く新作3rd。今回もL.F.フロイスリー(ウォブラー)のスタジオで録音されており、彼が変名で参加(kbd)していると思われます。fl/vo//per, b/vo, dr/per, kbd(メロトロン、ハモンド、モーグ他)の4人編成にて、ジェスロ・タル、ブラック・ウィドウ、ゴング、アーサー・ブラウン等ルーツの、怪しさ全開のブリティッシュ風サウンドを展開。トラッド/フォーク色(voは母国語)を強化した、アングラ・ムードたっぷりの仕上りを見せる快作です!

〜ウォブラー関連のレトロ系バンド2nd!フルート、アナログkbdを活かしたアングラな傑作!〜

TUSMORKE
/Riset Bak Speilet

(CD/Svart)(Norway'14)
ノルウェー産、ホワイト・ウィローとも交流が有る、トラッド風味のレトロ/ヴィンテージ・サイケ・プログレッシヴ・バンドの、「地下の黄昏」('12)に続く2ndアルバム。今回もウォブラーのL.F.フロイスリーのスタジオで録音されており、メロトロン、ミニモーグ、ハモンド、クラビネット、ソリーナ、アープ等の名機がズラリと使用されています。怪しい呪術ムードのvo(英語)、フルート、リコーダー、メロトロン等による、ジェスロ・タル、ゴング、キャラヴァン、ブラック・ウィドウ、アモン・デュールII等を思わせる、案外キャッチーなサウンドは更なるインパクトとオリジナリティを誇っています。ヴァーティゴ系リスナーも注目の会心傑作!

〜ウォブラーのkbd奏者がプロデュース&プレイする、ノルウェー産レトロ系バンドの傑作1stが登場!〜

TUSMORKE
/Underjordisk Tusmorke

(CD/ベル・アンティーク)(Norway'12)
ノルウェーから登場した、'70年代回帰型ヴィンテージ・プログレッシヴ・バンドのデビュー作。1stとは言っても'90年代中期より活動し、ホワイト・ウィローやウォブラーとも交流が深いだけに、その音楽性は既に一級品として完成しています。b/vo,フルート/vo,dr,kbdの4ピースの録音で、kbdはプロデュースも担当するウォブラーのL.F.フロイスリーがプレイしています。「BLACK WIDOW・ミーツ・CARAVAN」という触れ込みにも納得の、妖しいvo、フルート、メロトロン等のアナログkbdを活かしたメロディアスかつアンダーグラウンドなサウンドは魅力抜群です。昨今のレトロ系にあっても決定版の登場といえる傑作! ボーナス・マテリアル2曲及び、別名義の'98年デモを追加!
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