| エディ・ジョブソン率いるUKZのメンバーとして来日も果たした、注目の俊英ギタリスト:アレックス・マカチェクのニュー・アルバム。同じくUKZ〜UZPでで活躍中の超絶ドラマー:マルコ・ミネマンが制作したドラム・トラックに、様々なアーティストが曲をつけるという、一種の競作企画的なシリーズの、マカチェク版ということになります。ミネマンの作った、まさにZAPPA直系の複雑極まるリズム・トラックに、流麗かつスリリングなホールズワース風ギターワークのみならず、ピアノ/キーボードなどもマカチェクが加えて、ハイテンションな競演作品に仕上がっています。技巧派、アヴァン派共に注目と言える1枚! |
| マルコ・ミネマンが録った50分を越えるドラム・ソロを基に、アレックス・マカチェク、マイク・ケネリーらが曲を付け、各々のアルバムとしてリリースするという、野心的な【Normalizer
2】の、こちらはトレイ・ガン版。スティック(Warr Guitar)、ギター、タッチ・ギター他を駆使して、よりダーク&グルーヴィー、しかもテクニカルな速弾きギターもたっぷりの、マカチェク版に負けず劣らずの傑作です! |
| 超絶ドラマーにして天才的コンポーザー/マルチ・プレイヤー:マルコ・ミネマン。自身が50分以上に渡ってプレイしたドラム・ソロ・トラックを基に、委託されたアーティストが作曲及び演奏を付け、各々のアルバムとして発表するという一種の競作プロジェクト【Normalizer
2】の、マルコ氏本人版がリリースされました(既にリリース済みのアレックス・マカチェク、トレイ・ガンの他、マイク・ケネリー、フィ・アンサリ・ヤーン・ツェク、マリオ・ブリンクマンらのタイトルが予定)。一部にマイク・ケネリーらゲストのプレイを交えつつ、自ら「常軌を逸したほどサンプリングを使いまくった」と語っている通り、楽器の如く連射されるサンプリング・ヴォイスを中心に、ギター、キーボード、弦楽器などを自在に交えた、ハイパーなアヴァン・ロック作品になっています。ミネマンの多彩な持ち味の中でも、ZAPPA的な先鋭センスが全開の会心作です! |