
Candlemass
キャンドルマス
エピック・ドゥーム・メタルを標榜し、先駆者のひとつとして後続のバンドに影響を与え続けるスウェーデンの伝説的バンド、キャンドルマスの最新EP『ブラック・スター』が登場。1986年『エピカス・ドゥーミカス・メタリカス』でデビュー。ブラック・サバス直系のドゥーム・メタルに、欧州ならではの哀愁漂うメロディを織り交ぜたエピック・ドゥーム・メタルと呼ばれるサウンドは、翌1987年にメサイア・マーコリンをヴォーカリストに迎えて制作された『ナイトフォール』で確立。一時期活動休止期間があったものの、1990年代後半より活動を再開し現在に至る。2016年にはデビュー30周年にしてラウドパーク16で初来日を果たす。2018年にオリジナル・シンガーのヨハン・ラングクイストが電撃復帰し2019年にアルバム『ザ・ドア・トゥ・ドゥーム』をリリース、11月に初の単独来日公演を成功。2024年に行われた単独公演では、コアなファンを中心に大いに盛り上がり、ドゥーム・メタルの開拓した伝説的アーティストとしてその生き様を見せつけた。今回は、前作『スウィート・イーヴル・サン』で原点回帰を遂げたその延長で制作された作品がこの『ブラック・スター』である。ジャンルを築き上げた名作『エピカス・ドゥーミカス・メタリカス』、『ナイトフォール』の頃を彷彿とさせる原点回帰を遂げた作品として注目されている。(2025年5月7日更新 - アルバム『ブラック・スター』について)