Crowne

クラウン

 スウェーデンのメロディック・ロック・シーンから誕生したスーパー・バンド、クラウン。アート・ネイションのアレクサンダー・ストランデル(Vo)、ダイナスティのラヴ・マグヌソン(G)、ヨーロッパのジョン・レヴィン(B)、プードルズのクリスチャン・ルンドクヴィスト(Ds)、H.E.A.Tのヨナ・ティー(Key)という、いずれもメロディック・ロック・シーンにおいて確かな足跡を残すアーティストらによって結成。本作は前作の発表から1年ぶり、待望の2作目である。 メンバーの顔ぶれから想像できるように、現在大きなムーヴメントとなっているスウェディッシュ・メロディック・ロックの究極完成型とも言える、透明感と哀愁たっぷりのメロディを湛えた極上のサウンドが展開されており、どの曲もシングル・カットできそうな高品質かつキャッチーな楽曲が並ぶアルバムに仕上がっている。 アレクサンダー・ストランデル・・・日本では『リベレーション』でのデビュー以来、その楽曲のクオリティの高さから一躍人気バンドとなったアート・ネイションのヴォーカリスト。 ラヴ・マグヌソン・・・今年リリースされた『ファイナル・アドヴェント』がヒットを記録した、ダイナスティの曲作りの中心人物であるギタリスト。 ジョン・レヴィン・・・『ファイナル・カウントダウン』で世界的ブレイクを果たし、現在もスウェーデンのトップ・バンドに君臨するヨーロッパのベーシスト。 クリスチャン・ルンドクヴィスト・・・スウェーデン内で国民的人気を誇り、アルバムを出せばTOP10の常連というプードルズのドラマー。 前述のメンバー陣に加えて、現在のスウェーデンのメロディック・ロック・シーンにおける若手筆頭格バンド、H.E.A.T のヨナ・ティーがまとめ役として参加という、まさに鉄壁の布陣で結成されたスーパー・バンドである。(2022年12月29日更新 - アルバム『オペレーション・フェニックス』について)