Hellripper

ヘルリッパー

 イギリスはスコットランドを拠点とするヘルリッパーは、ヴェノム、クリエイター、メタリカといったレジェンドに影響を受けた形で、2014年にジェイムズ・マクベインにより始動。 2015年初頭にデビューEP『THE MANIFESTATION OF EVIL』をリリースしたことで名声を獲得。2017年、バンドの1stアルバムでもある『COAGULATING DARKNESS』は、本国Metal Hammer誌でも高評価を獲得。UKメタル・シーン新進気鋭の若手メタル・バンドとして注目を浴びる。2019年にバンドはクレイドル・オヴ・フィルスを輩出したPeaceville Recordsと契約を果たし、2020年に2ndアルバム『THE AFFAIR OF THE POISONS』をリリース。アメリカでも高評価を受け、USビルボード・チャートにもランクイン。2021、2022年には、サポート・メンバーと共に勢力的にツアーを行い、ライヴ・バンドとしても実績を残す。 『ウォーロックス・グリム&ウィザード・ハグズ』と題された3枚目である本作は、故郷スコットランドとその民俗学・歴史にスポットライトを当てたアルバムとして制作された。ヴェノムの意志を受け継いだNWOBHMの音楽的背景をベースに、より速く、より激しく疾走する凶悪なアルバムがここに完成した。また、日本盤のボーナス・トラックには、Peaceville Recordsのコンピレーション・アルバムにのみ収録されていた楽曲も収録されている。(2023年8月3日更新 - アルバム『ウォーロックス・グリム&ウィザード・ハグズ』について)