Joe Lynn Turner

ジョー・リン・ターナー

 FANDANGO のメンバーとしてデビュー以来、RAINBOW、YNGWIEMALMSTEEN、DEEP PURPLE など始め、数々のバンド/ミュージシャン達と名作を世に送り出した名ヴォーカリスト、ジョー・リン・ターナー。ここ日本でも根強い人気を誇る彼が、RAINBOW 解散後リリースしたデビュー・ソロ・アルバム「Rescue You」のツアー中の、85 年ボストンでのライヴを収録した発掘ライヴ音源が登場。 収録曲の大半は「Rescue You」からの選曲となっているが、RAINBOW の代表曲"Stone Cold"や"Street Of Dreams"も組み込まれており、それらの曲が、全盛期のメンバーたちによって繰り広げられる熱演を、高音質で堪能できる作品。ジョー・リン・ターナー・フリークにとっては、新たなマスト・アイテムが登場したと言って過言では無い。 この作品についてジョー本人は、「ボストン・パラダイスでのあの夜は最高だったよ。そこで観客を見渡していた時のことをよく覚えている。奇妙な柱があったんだ。それは正面の支柱だったと思う。真正面じゃなかったけど、視界の一部を遮るのに十分な大きさのね。だけどその舞台は本当のコンサート用の舞台だった。AEROSMITH などのバンドが演奏したことがあるんだ。正に楽園だね。だから、実際にセットをプレイしたときのことを今でも覚えているよ。すごく爽快だったし、観客はクレイジーだったからね。これは俺たちにとって最初のツアーだったんだ。その会場で誰かのオープニング・アクトだったかどうかは分からないけど、もしそうだったら、彼らにはキツイ時間だったろうね。だって観客は熱狂していて俺たちはものすごい熱演をしていたから。バンド全体が本当に最高だったし、誰もが信じられないほどのエネルギーと熱意を持って非常に的確に演奏していたんだ」と語る。(2023年6月30日更新 - アルバム『ストリート・オブ・ドリームス - ボストン 1985』について)